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【チェックリスト付】自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)かもしれないと感じたら?

コミュニケーションがとりにくかったり、自分の意思が通らなかったらパニックになるなどの行動が見られたら自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)かもしれません。アスペルガー症候群は現在、大人で診断されている人も多く注目されている発達障害の1つです。今回は、アスペルガー症候群かも?と感じた時に出来るチェックリストもまとめて障害しています。是非参考にしてみてくださいね。

 

1.自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)かもしれないと感じたらチェックしてみよう!

①人との会話の距離をとるのが難しい。
②何人かの人が話をしていると、どうやって話に加わっていいかわからない。
③人の顔や表情、声色を見て、気持ちや内情を知ることが難しい。
④興味や感情を共感することが難しく、考えられない。
⑤状況に合わせて人と合わせたり、行動を調節することが難しい。
⑥会話が柔軟に行いにくい。
⑦同じ道や同じ食べものなどルーティンに強いこだわりがある。
⑧特定のものに強い興味やこだわりがある。
⑨大きい音を過剰に嫌がったり、逆にみんなが嫌がる音を嫌がらなかったり鈍いことがある。
⑩相手が嫌がることを、ストレートに言ってしまう。
⑪空気を読んで会話をしたり、様子をみて会話をすることが難しい。
⑫相手が言いたいことを自然と感じたり、理解することが出来ない。
⑬成長していくにつれて自然と理解するルールやマナーが理解しづらい。
⑭急な変更などに対応しにくく、混乱したりパニックになってしまう。
⑮グループで活動することが苦手で、集団生活になじみにくい。
⑯適切な距離をとりながら付き合うのが難しい。
⑰臨機応変に対応することが出来ない。
⑱特定の手順に強いこだわりを持っていることが多い。
⑲知らないことや初めてのことに抵抗を感じる。

アスペルガー症候群は現在自閉症スペクトラムと言われていますが、知的障害がないものの、コミュニケーション能力や社会性が苦手な傾向があります。アスペルガー症候群は軽度であれば、大人になるまで気が付かない場合もあります。発達障害は周囲の理解が必要不可欠です。アスペルガー症候群は性格や育った環境が原因ではなく、あくまでも障害になりますので周囲に理解し支援していくことが大切です。

 

 

2.まとめ

以前は知的障害を伴わない発達障害をアスペルガー症候群と呼んでいましたが、現在はアスペルガー症候群と広汎性発達障害と自閉症は似通った症状があり、厳密な線引きをすることが出来ないので『自閉症スペクトラム』と称されています。今回はアスペルガー症候群に特に顕著な特性について、チェックリストにしましたが、実際には特性の幅は広くチェックリスト以外にも特性として挙げられます。気になる症状があれば、医療機関や専門的な施設、幼稚園や保育園などの先生に相談しましょう。

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