ディアドコキネシスはオーラル・ディアドコキネシスとも言われますが、口腔機能がどの程度環境に適応し目標を達成することが出来るかという点と、速度を評価する方法です。
「パ」「タ」「カ」の単音節をそれぞれ10秒間に出来るだけ早く繰り返し発音させて、1秒当たりの発音回数を測定します。
「パ」は口唇の動き「タ」は舌前方部の動き「カ」は舌奥部の動きを評価することとなり、1秒間で6回未満が舌口唇運動機能低下にあたります。
また、「パ」「タ」「カ」が「マ」「ナ」「ンガ」となる場合には鼻咽喉偏差不全の可能性があります。
(引用:福井県歯科医師会『オーラルディアドコキネシス』)