子供の時に多くみられるチック症。チック症はストレスから起きると言われており、その身体の動きや声や言葉から周囲から不思議な目で見られることが多くあります。自分でチック症の症状をコントロールすることは難しいので、専門的な診断と治療が必要になります。今回はチック症かもしれないと感じたらセルフチェックできるように、チェックリストを合わせています。是非活用してください。
1.チック症かもしれないと感じたらまずはチェックしよう!
①咳払いを頻繁にしている。
②『あー』などと高い声を何度も出してしまう。
③唸ったり、鼻を鳴らしたりする。
④話している時に何度も反復して言葉を繰り返してしまう。
⑤わいせつな単語や、中傷をしてしまう。
⑥回数の多いまばたきを繰り返す。
⑦肩をすくめたり、顔をしかめたりする。
⑧手が震えたりするので字を書くことが難しくなる。
⑨ぶつぶつと独り言を言うことが多い。
⑩急に頭を振ったり、手足を伸ばしたりする。
⑪性的な身体を動きをする。
⑫他の人の動きを無意識の内に真似てしまう。
チック症には、単純性チックと複雑性チックに分けられます。そして身体の動きが無意識に出てしまう運動チックと、言葉や声に表れる音声チックに分けられますが、これらの2つのチックが合わさって発現するのをトゥレット症候群と言います。上記のチェックリストで当てはまるものがある場合には、まずは医療機関や専門機関に相談しましょう。
2.まとめ
チック症は幼少期に一番発症しやすく、ストレスがかかる場所では特に強く症状が発生することがわかっています。ストレスにより起きるので、現在は精神疾患の1つとして治療を進められますが、大人になるにつれて自然に治っていく人も多いです。チック症は、小児科や心療内科で治療をすることが出来ますので、気になる症状がある場合には一度相談するようにしましょう。