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陰性症状とは、陽性症状と同じく統合失調症の代表的な症状で感情の起伏が少なくなり、感情表現が乏しくなったり、思考の低下といった症状が表れます。

陰性症状には以下の種類があります。

・感情の鈍麻、平板化…気分の高揚ではなく、感情そのものの表現が乏しくなり、他に人と視線を合わせなくなったり、表情に動きが出なくなります。

共感することも減少しますので、興味関心が薄れているように感じます。

・意欲の減退…自分で何か行動をしたり、今期をもって持続することが出来なくなります。

勉強や運動、仕事、趣味といった何事に対しても意欲や気力がわかなくなり、興味関心を示さなくなると共に、集中力が低下してしまい一度に物事を対処することが困難になってしまいます。

・思考の低下…思考力が低下してしまい会話が少なくなります。

話しかけても、そっけない返事になってしまったり、とぎれとぎれの答えを返してしまったり、全く答えることが出来なくなる人もいます。

・対人コミュニケーションの支障…家族や友人といった親しい人に対しても、関わりを避けて、自室に引きこもる生活になることがあります。

社会性が低下してしまい、1日何もすることなくぼんやりと過ごしてしまいます。

 

(引用:統合失調症ナビ『感情表現が乏しくなったり、意欲が低下する陰性症状』)

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