モニタリングとは、介護サービスを提供をスタートした後に、どのような状況であるか、利用者にとって不安や不満はないかといった現状把握を行うことを指します。
介護計画を立てた時には最適と考えられたサービスであっても、実際に利用をした時に、利用者の満足度が低ければそのサービスを継続していっても、目標を達成しない可能性が高くなってきます。
そういった場合にはモニタリングを通して、ケアプランの調整を行います。
モニタリングは、現状把握に加えて、ケアプラン通りにサービスが提供されているか、当初の目標を達成するために近づくことが出来ているかといった内容を総合的に把握していくためには必要不可欠です。
また、モニタリングは1回きりで終わるのではなく、介護保険制度では月に1回以上行うことが定められています。
定期的、継続的にモニタリングを行うことで、利用者に対してより最善の福祉サービスの提供を行うことが出来ます。