子どもの頃に夢見た世界が現実に。自分自身の成長の先に描く、一人ひとりに寄り添える療育のカタチ

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新卒でDotlineに入社し、児童発達支援をおこなう「ドットジュニア(児童発達支援・放課後等デイサービス)」で働く米本さん。保育士として、障がいを持つ子どものサポートをしています。

 米本さんが障がい児支援の道を志したのは小学生の頃。「障がいによって、周りに理解されにくい苦しみを抱える子どもたちの理解者になりたい」と放課後等デイサービスで働くことを決めました。

 そんな米本さんがDotlineへの入社を決めたのは、「理想の支援を実現するために成長できる環境が揃っていると感じたから」だといいます。今回のインタビューでは、障がい児支援を志したきっかけや成長を後押ししてくれるDotlineの職場環境について詳しく伺いました。

ドットジュニア(児童発達支援・放課後等デイサービス) 保育士 米本優花

小学生の頃の頃から障がい児支援の道を志し、新卒でDotlineに入社。

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小学生の時から変わらぬ障がい児支援への想い。障がいを持つ子どもたちの良き理解者でありたい

- 米本さんが障がい児支援の道を志したきっかけを教えてください

 私は幼い頃から障がいを持った子どもと関わることが多かったように思います。小学生の頃に仲が良かったのは知的障がいを持った男の子でした。その子とは学校以外でも仲良くしていて、家にもよく遊びに行っていました。

 ある日、いつものように家に遊びに行くと、親御さんから「うちの子と仲良くしてくれてありがとう」と言われました。私はただ、その子と遊ぶことが楽しくて一緒に過ごしていただけでした。

 しかし、私のような健じょう者が障がいを持つ子どもと積極的に関わることは、感謝されることなのだと知りました。同時に、もしかしたらこの男の子は、周りには伝わらない苦労やもどかしさを抱えて過ごしてきたのではないかと気付きました。

 その時から、将来は障がいを持つ子どもと関わる仕事に就き、その子たちの理解者になりたいと思っていました。子どもの支援について詳しく学びたいという思いから、高校、大学は保育士の資格が取れる福祉の学校に進学しました。

- その後、大学時代に放課後等デイサービスでアルバイトをしたことで、障がい児支援への想いが明確になったと伺いました。

 はい。そのアルバイトを経て、「発達障がいグレーゾーン」と呼ばれる子どもの支援がしたいと思うようになりました。

 当時、私が働いていた施設には、障がいの程度の重い子どもたちが多く通っていました。その環境にグレーゾーンの子どもが混ざると、手のかからない子という扱いになり、どうしても支援の優先順位が下がってしまう現状がありました。

 ただ、一見障がいを持っているとわからない子どもでも、周りに理解してもらえないもどかしさを多く抱えています。だからこそ、その子たちの生きづらさを解消するための支援がしたいと思いました。

 大学で勉強する中で、グレーゾーンの子どもの支援には早期療育が欠かせないことはわかっていました。なので、未就学児の支援ができる施設で働きたいと思い、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスでの就職を考えていました。 

アルバイト、人間関係、資格取得。成長を後押ししてもらえるDotlineの職場環境

− Dotlineに就職を決めたのはどうしてですか?

 Dotlineには、未就学児を専門とした児童発達支援というものがありました。興味を持ち、詳しく調べていくと、未就学児のコースの他に療育の目的や個々のレベルに合わせた四つのコースが用意されていることがわかりました。このプログラムならグレーゾーンから重度の障がいまで、それぞれに合わせた療育を届けられるのではないかと思いました。

 また、私は一人ひとりに合った療育を届けるための試行錯誤ができる環境で働きたいと思っていました。「こういう支援をしてみたい」と提案した時にそれを後押ししてくれる会社なら、成長し続けやすいと考えたからです。

 Dotlineの行動指針には「とにかくまずやってみる」「人のチャレンジを阻害してはならない」と書かれています。変化を恐れず挑戦を後押ししてくれるDotlineなら私のやりたい療育のカタチを実現できるかもしれないと思い、入社を決めました。

− 実際に入社していかがでしたか?

 行動指針にある通り、成長を後押ししてくれる環境が揃っていました。Dotlineでは、内定をいただいた後、実際の配属先でアルバイトをすることができます。入社前から支援をおこなうことができたり、簡単な事務作業を教えていただいたりしていました。早くから仕事に慣れることができたのがとても良かったです。

 また、ドットジュニア(児童発達支援・放課後等デイサービス)は一緒に働くスタッフの方がとにかく優しいので、積極的に質問や相談をしやすい環境でした。初めのうちは子どもとの信頼関係を築くことができず、支援の方針や声かけの仕方を何度も相談していました。

 先輩や上司はその度に丁寧に相談に乗ってくれましたし、「やってみて上手くいかなかったら何度でも相談に来ていいからね」と言ってくださっていたので本当にありがたかったです。

− 入社して一年半、ご自身の成長をどういったところで感じていますか?

 まずは、子どもたちの特性に合わせた支援を少しずつ実現できていると感じています。入社したばかりの頃は信頼関係を築けていないせいで、注意すると癇癪を起こしてしまう子どもも多くいました。

 ですがその度に「あの時どうしたら良かったですか」と先輩にアドバイスを求め、それぞれの性格に合わせた声かけの仕方を試行錯誤してきました。徐々に子どもの気持ちに寄り添うことができるようになり、一人ひとりの成長に貢献できているのではないかと感じます。

 また、保護者の方から「家ではこんな様子で……」とお話いただけたり、「こんな時どうしたらいいですか」と支援の相談をいただく機会が増えたのも嬉しく思っています。子どもたちだけではなく保護者の方とも信頼関係を築けているのかなと感じています。

成長とは、子ども一人ひとりに合わせた最適な療育を提供できるようになること

− 着実に成長を続けている米本さんですが、現在何か挑戦していることがあれば教えてください

 現在は、言語聴覚士の資格を取るため、専門学校に通いながら子どもの支援を続けています。資格を取ろうと思ったのは、保護者の方から「子どもの言葉の遅れが気になる」という相談をいただくことが増えたからでした。どのような支援をすれば発語につながるのか専門的な知識を身につけたいと思いました。

 また、小児分野を専門とする言語聴覚士は必要とされているのにも関わらず、その数が圧倒的に少ないという現状があります。私が資格を取ることで子どもたちの課題に合わせた支援をより実現していけるのではないかと思いました。

 私が学校に通いながら働くことができているのは、職場が挑戦を後押ししてくれていることが大きいです。上司に「保護者の方から相談を受けて、言語聴覚士の資格を取りたいと思っています」と相談したところ、勤務日数を週四日に調整してくださいました。積極的に挑戦させてもらえる環境で働けて、とても幸せだと感じています。

− 最後に、今後の展望を聞かせてください。

 まずは、確実に言語聴覚士の資格を取ることが現在の目標です。そのほかの目標として、児童発達支援管理責任者になりたいと考えています。児発管は子どもの個別支援計画を作る仕事で、入社当初からいつかは叶えたいと思っていました。

 そのために、現在では子どもの支援の他に一通りの事務作業を覚えたり、より責任のある保護者対応も積極的におこなっています。子どもたち一人ひとりに合わせた支援を届けられるように、これからも成長し続けたいです。

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