私が育児休業取得を決意できた理由。Dotlineで働く「人」の魅力を再認識

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第一子誕生のタイミングで育児休業を取得することを検討していましたが、すぐには決められなかった岡村さん。しかし、上司や同僚からの温かい後押しにより育児休業を取得することを決意しました。

ドットライフ(訪問看護・リハビリ) 岡村直樹

急性期の総合病院や整形外科のクリニック、訪問看護ステーションを経験し、Dotlineへ入社。現在、ドットライフ(訪問看護・リハビリ)で理学療法士として活躍している。

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  育児休業取得の決め手は上司からの後押し

ーこれまでのキャリアについてお聞かせください。

 新卒で急性期の総合病院に入職し約3年間ほど勤務しました。その後、整形外科のクリニックで約3年間勤務した後に訪問看護ステーションを1社経験しました。

 前職の訪問看護ステーションは経営があまり上手くいっていなかった状況で、新規の利用者さんも増えず、手が空いている時間があることも多かったんです。私自身、もっと利用者さんのご自宅に訪問してサービスを行いたいという気持ちがあったため転職を決意しました。どの転職サイトを見てもDotlineの情報が掲載されており、勢いのある会社なんだと興味を持ちました。

 前職では経営面で不安を感じていたため、会社の規模や給与面を特に意識して情報を見ていましたが、Dotlineはその点でも魅力的でしたね。

 ご縁があり、2022年にDotlineに入社し、約2年経った今年の6月に第一子が誕生しました。


ー育児休業を取得したいと思ったきっかけはなんですか?

 初めての育児だったので取得したいとは思っていましたが、最初は非常に悩んでいました。というのも、私が育児休業を取得することで収入が少し減ってしまったり、利用者さんや職場に迷惑がかかってしまうのではないかと思い、なかなかすぐには決められませんでした。

 他の企業や病院で働く友人の中に、育児休業を取得した方が何人かいたので話を聞いてみたところ「取れるなら絶対に取ったほうがいい」というふうに皆さん口を揃えて言っていたので、やはり私も取得してみようかなと思いました。

 決め手になったのは、上司に背中を押してもらえたことです。悩んでいた私が相談すると、上司は「迷っているなら絶対に取ったほうがいい」と力強く後押ししてくれました。そのおかげで、1か月間の育児休業を取得する決意ができました。上司自身も育児の経験があり、以前の職場で育児休業が取れなかった話を聞いていたので、私の迷いを理解し、背中を押してくれたのだと思います。

 他の病院で働いている友人の中には「男性が育児休暇を取るなんて」と批判的な言葉を言われた方もいたので、このように快く受け入れてもらえて良かったです。

ー普段からそのような悩みを相談しやすい環境なのでしょうか?

  そうですね。今回の育児休業取得に限らず、何でも相談しやすい雰囲気を上司が作ってくれているので小さなことでも気軽に相談ができています。

 これまで働いてきた職場では、気軽に相談ができなかったり、有休も取りにくいと感じていたので、今回の育児休業取得に関してはDotlineだからこそ相談してみようと思えました。

ー同僚の方の反応はいかがでしたか?

 上司はもちろん同僚もみんな祝福してくれました。

育児休業取得にあたり、私が担当している利用者さん宅へ、代わりに担当してくれるクルーと一緒に訪問し、申し送りをするなど業務の引き継ぎを行いました。快く受け入れてもらえて、職場の理解があり、とても良かったと思います。

 働いているクルーが20代〜30代の方が多いので、子育て中の方が多いのも育児休業に対する理解がある一つの理由かもしれません。急なお休みの時も、スケジュールが空いているスタッフが代わりに対応をすることも少なくないので、お互い助け合いながらやっています。

 復帰後も「夜は眠れてますか?」とか「疲れてないですか?」など気にかけて声をかけてくれたり、本当にみんな温かくて働きやすい環境だなと感じています。

育児休業取得後の嬉しい変化

ー育児休業取得にあたり、奥様の反応はいかがでしたか?

 率直に「嬉しい、ありがとう」と言ってもらえました。育児休業を取得する前は、役所への手続きのスケジュールを決めたり、家庭での家事や育児の役割を話し合ったりなど妻と一緒に準備を進めていましたね。初めての育児だったので一緒に家にいるということだけでも心強かったとも言っていました。

ー育児休暇中はどのように過ごしていましたか?

 毎日、家事と育児の繰り返しであっという間の1か月でした。ただ、お休みをしっかりもらえたので夜泣きの対応も全て妻に任せるのではなく、交代で対応することができたのでよかったです。

 私も妻も理学療法士として小児や子どもに関する発達の勉強をしてきたので「この反射が出てきたね」とか理学療法士ならではの目線で日々の成長を見ていました。

ー復帰後の変化はありましたか?

 育児休業中に比べてやはり子どもと関わる時間は減ってしまい、奥さんに任せることも増えてしまっています。ですが、仕事も残業が少ないため、遅くても19時には帰宅して私が子どもをお風呂に入れるなど育児には参加できていると思います。

 仕事ではプラスの変化もありました。これまでは子どもと関わる機会が少なく、担当している4〜5歳の利用者さんとどのように接したらよいか課題に感じることもありました。ですが、復帰後はこれまでとは違う角度から利用者さんと接し、距離を縮めることが出来ました。これは育児休業を取得して子どもと関わる時間が長かったからこそ得られた変化だと思います。

育児休業を取得したからこそ得られた貴重な体験

ー育児休業を取得した感想を教えてください。

 最初はいろいろな理由で育児休業を取得するか悩んでいましたが、今思うと取得して良かったなと思います。もっと長い期間、取得すればよかったなと後悔するくらいでした。

 働いていると、朝から晩まで子どもと長い時間一緒にいるというのもなかなか難しいと思うので、今しかないこの時間を子どもと、家族と過ごすことができて本当に良かったと思います。

ーこれから育児休業を取得する人へ向けてメッセージをお願いします。

 男性はやはり経済的な面でも取得するか悩まれる方が多いとは思います。私もその一人でした。

ですが、お金以上にこの時にしか味わえない貴重な時間を過ごすことができたので、悩まれている方も1か月でもいいので取得してみるといいのではないかなと思います。

 また、Dotlineは子育てをしながら働くパパやママも多くおり、育児に対しても理解がある環境です。企業主導型保育園を運営しており、無料で使用できる福利厚生があるのはもちろん、一緒に働くクルーも温かいところがDotlineのいいところだと思います。

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