人のために、役立ちたい。その一心で専門職の理学療法士から本社労務課へ。ルールがあるから未経験でもチャレンジできる

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元々子供と関わることが好きで保育士にも興味のあった猪狩さん。ドットジュニア(児童発達支援・放課後等デイサービス)での支援員として理学療法士の資格を生かし子どもたちと関わる仕事を経て、もっと人のためになることがしたい一心で社内転職を決意。未経験の職種である労務課へと挑戦することとなります。

人事部 労務課 猪狩由紀

子どもに関わる仕事をするために、Dotlineに入社。ドットジュニア(児童発達支援・放課後等デイサービス)から、本社人事部 労務課へ。

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  もともと子どもと関わることが好きだった


–  これまでのキャリアについてお聞かせください

 人の役に立ちたいと漠然と思っていました。その結果、子どもと関わることが好きだったので高校卒業時に保育士か、理学療法士の道に進むか迷い、最終的に理学療法士になるため専門学校へ行くことにしました。卒業後は千葉県内の地元のリハビリステーション専門病院に就職し10年間ほど勤務しました。

–  Dotlineに出会い、決めた理由は?

 前職の病院で10年間働いて自分の中で区切りとして新しいことをやってみたいなという気持ちがありました。リハビリステーション専門病院で働いた後、大手の個別療育をしている場所で勤務した経験があります。ただ、そこでは会社優先の業務で子どもに寄り添った療育ができてないように感じてしまい、ほんの1か月程度で退職してしまいました。その後も、理学療法士の資格を生かしながら療育の仕事をしたい気持ちでDotlineを見つけました。

Dotlineに入社したいと思ったのには理由があります。それは会社のミッションに掲げている「幸せの循環創造」に感銘を受けたことです。ここなら子供に寄り添った療育ができるかもしれないとの想いで入社しました。

 また、それ以外にも前職の病院では、人によって違うルールが存在していたことが気にかかっていました。それによってしなくてもいいはずの確認作業が生まれてしまって理学療法士の業務への支障をきたしていました。でもDotlineでは明確なルールがあるおかげで本来の業務に集中することが出来るんです。こういったところも入社して良かったところだと思っています。

事業所で働くうちに、一緒に働く仲間の力になりたいと考えるようになった


–  社内転職に挑戦しようと思ったきっかけは?

 事業所で働いていた時、みんなで療育計画を練ったり会議をしたりで、それによって実際に子どもたちが変化していく結果が目に見えるのがとても楽しくて。毎日とても充実していました。

 もともと子どもが好き!というのがきっかけで働きはじめた現場でした。でも働いていく中で、一緒に働くクルーが皆いい人達だからこそその結果が出せたんじゃないか?って気付いたんです。

 子どもたちって大人の些細な変化にも敏感で、クルーの様子に左右されたりするんです。じゃあ、その働くクルーを安定してフォローすることが出来たら、結果として子どもたちにも還元されるのでは、と考えました。

–  全く経験のない労務課を希望したのはなぜですか?

  そんな想いがあった時、ちょうど社内アナウンスの社内転職制度の紹介を見かけたんです。現場のクルーが働きやすい環境を整え、支えてあげたい。そのために根本である本社でそういったサポートができる場所はないだろうかと考えた結果、労務課に応募しました。 

–  現在の業務内容は何をしていますか?

   主に雇用契約書の作成や入社前面談を行っています。入社前面談ではすでに内定されている方に対して社内の人事システムのSmartHRの使い方など、入社前の不安を取り除くお手伝いをさせていただいてます。実際に事業所の業務が役立っていたり、結びついているわけではないですが、これから初めて療育の現場へ配属される方に事業所の話で盛り上がったりすることもあるので、そういった部分で安心を与えてあげられたなら嬉しいです。

–  上長である松井さんにも、彼女の印象を聞いてみました。

  (松井さん)私自身、社内転職がなかった頃に声がかかり保育事業部から異動をしてきた身なのですが、事業部から労務課へ直接社内転職したいという方がいると聞いて驚きました。労務課は明確な業務を指定された期日にやりきることが多いんですが、あえてそういった課へ希望しているのはどんな方なんだろうと。

 初めてお話ししたのは社内転職が内定した後の面談でした。猪狩さんは物腰が柔らかくとても優しい方なんだと話していてすごく感じました。でも、目標ややりたいことがとても明確で芯がしっかりしている。これは労務課で仕事とする上で非常に頼もしいと思いました。

自分が困っていた経験を生かして、改善していきたい

 – 労務課で挑戦してみたいことはありますか?

  今は労務課で未経験の業務を日々覚えることでいっぱいいっぱいなのが正直なところです。前職の病院でのルールが曖昧で煩わしさを経験しているからこそ、今後は現場のクルーが働きやすい環境にしていけたらなと考えています。事業所ではスケジュールが決まったサービスをしているにも関わらず、労務課としては業務に関係ない書類や説明を聞いていただく時間を割いていただかないといけないことがあります。その部分を改善し、円滑にしていきたいです。

– 松井さんが猪狩さんにこれから期待することはありますか?

  (松井さん)日報の報告がとても的確です。期日や数字を明確に記載しているのも万人ができるわけではないので、日報ひとつで見ても意識のレベルが非常に高いと感じます。猪狩さんが社内転職をしたのが4月からだったのですが、入ったタイミングが特にイレギュラーな業務が多く1年で最大の繁忙期でした。でも、怖気づくことなく業務をしっかりこなしてくれました。労務の仕事としては未経験ではありますが、ベースとして10年以上社会人経験があったことや猪狩さんの前向きな姿勢があったからこそ乗り越えられたと思うので、今後もそういった部分に期待しています。

– これから社内転職を考えている人に向けてメッセージをお願いします

  今までずっと専門職の理学療法士として働いてきて、一般企業の事務なんてしたことなかったんです。たとえ他の企業にまた転職して現場で働く人を支えたいから、と強い想いを抱いて労務課を希望したとしても、また一から良い企業を探す労力や、未経験だと転職できるか保証はなくとても大変なことです。なのでDotlineの社内転職制度は自分の目標に向かう後押しをしてくれる、とても柔軟な制度だと思います。

 

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