がんばった分だけ評価され、まわりのサポートも受けられる。働く人の幸せも生み出す、Dotlineの評価制度とワンストップサービスに迫る。

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「ドット365(障がい者訪問介護)」で介護士として働く福永さん。Dotlineに転職するまで5年以上介護士として働いてきましたが、その労働環境はあまりいいものとはいえなかったそうです。がんばっても給料は上がらず、他の仕事と掛け持ちしながら働いていました。

 Dotlineに転職してからは、「がんばったらがんばった分評価される環境で、モチベーション高く働けている」と言います。どんな環境や評価制度がDotlineにあるのか、今回のインタビューではDotlineならではの労働環境や、入社してから変化した私生活についてもお話を伺いました。

ドット365(障がい者訪問介護)介護士 福永幸平

ミュージシャンから介護士へ。Dotlineに入社後、結婚そして父親に。

#訪問介護 #介護士 #転職 #キャリアアップ #やりがい #働きやすさ

夢を追う生き方から被災地支援、そして働きがいのある生き方へ

- まずはこれまでの経歴について聞かせてください。

 地元奄美大島の高校を卒業してギター1本で上京し、10年以上ミュージシャンとして活動していました。介護の仕事を始めようと思ったのは、当時付き合っていた彼女との結婚を見据え、地元に戻って定職に就こうと考えたからです。奄美大島は高齢化が進む地域で、介護士が必要とされていました。

 ただ、結局資格は取ったものの就職はせず、地元にも戻りませんでした。研修で高齢者が暮らすグループホームに伺った時、「これは自分に務まる仕事ではない」と感じたからです。認知症の方の介護を担当し、毎日「初めまして」から始まる介護の繰り返しにしんどさを感じてしまいました。当時は介護士を諦め、夢を追う生活に逆戻りしました。

 再び介護士として働こうと思った転機は、東日本大震災でした。ミュージシャンを目指す仲間が介護士として働いており、被災地へ支援に行ってたんです。仲間を見て、「夢を追っている自分に何の意味があるのだろう」と疑問が湧きました。逃げている場合ではないと再び就職を決意し、友人が働く都内の障がい者向け訪問介護施設で働き始めました。

- 実際に介護士として働いてみていかがでしたか?

 障がいを持った方と関わるのはほとんど初めての経験で、驚きの連続でした。重度の障がいを持っていると、寝返りを打つ、痒いところをかく、という日常の些細な動作にもヘルパーのサポートが必要になります。

 初めのうちは良かれと思って、頼まれる前にいろいろな支援をおこなっていました。「どんな支援が必要ですか?」「あれしましょうか」「これしましょうか」と、とにかく積極的に関わろうとしていました。しかし、あるとき利用者さんから「自分がしたいようにするから頼まれた時だけやってくれ」と怒られたことがありました。

 障がいを持った方も一人の時間は欲しいし、ほっといてほしい時もある。当たり前の感情に気付かされ、障がい者が抱える葛藤を目の当たりにしました。一度は挫折した介護の世界でしたが、利用者の方にとって最適な支援はなにか試行錯誤する日々に大きなやりがいを感じていました。

- Dotlineに転職したのはどうしてでしょうか?

 社長の熱意に心動かされたからです。私はDotlineに入社するまでに2つの訪問介護施設を経験しています。1社目は経営方針をめぐって会社が分裂し、退職せざるを得ませんでした。2社目は個人経営の小規模施設で、労働と対価が見合っていませんでした。介護士が足りない上に、規模が小さいため長時間の介護を引き受けられず、低い給料で他の仕事と掛け持ちしながら働いていました。

 「これほど働いても自分が得られる対価はこれだけなのか」と働くモチベーションがなくなっていたタイミングで、最初に勤めていた会社の上司が紹介してくれたのがDotlineでした。上司は垣本社長と大学の同期だったそうです。

 私の状況を聞き、垣本社長が「Dotlineで働きませんか?」とわざわざ私の住む東京まで会いに来てくださいました。社長は「働く社員が幸せでなければ利用者さんも幸せにできない。Dotlineなら福永さんが幸せに働ける環境を用意できる」とおっしゃってくださいました。Dotlineは千葉の会社なので引越しのことなど迷う要素はありましたが、社長の熱い想いに惹かれて入社を決意しました。

明確な評価制度と昇給制度、「何を意識すれば成長できるか」がわかるからモチベーション高く働ける

- 実際に入社していかがでしたか?

 Dotlineは明確な評価制度とそれに基づく昇給制度がしっかりと整っていたのでモチベーション高く働くことができました。具体的には、介護士は能力や経験別にABCDのランクが与えられます。入社するとDランクからスタートし、3ヶ月ごとに勤務態度や顧客満足度をもとに人事評価がおこなわれます。ランクが上がるとそれに伴い昇給があり、がんばったらがんばった分評価される環境でした。

 これまでの職場では、どんなにがんばってもそれが給料に反映されなかったので、仕事のモチベーションは下がるばかりでした。しかしDotlineでは指標が明確なので、「まずはAランクに上がることを目標にしよう」と前向きに働くことができました。 

- 評価をあげていく中で意識していたことを教えてください。

 私はこれまで5年以上介護に携わってきたので、利用者さんへの支援は問題なくおこなえていました。ですが、利用者さんの様子を把握することやご家族との会話に集中していまい、事業所への報告を忘れてしまうことが度々ありました。報告すべきことをリスト化し、ひとつひとつ丁寧に作業することを一番意識していました。

 Dotlineでは3ヶ月に一度人事の方との面談があります。面談では、勤務態度やお客様満足度をもとに、何を意識すれば次のランクに上がることができるか教えてくださいました。自分がどんな時に報告を忘れてしまうのかなど客観的に教えてくださっていたので、改善点が常に明確でした。だからこそ一つずつ乗り越えて自分のスキルアップに繋げられたのだと思います。

ワンストップサービスで利用者さんに最適な介護を。利用者さんの幸せも社員の幸せも、Dotlineが実現する「幸せの循環創造」

- 評価制度の他にDotlineならではの魅力があれば聞かせてください。

 Dotlineは在宅サービスにおいて、医療・看護・リハビリ・介護などの生活支援をワンストップでおこなっていることが大きな魅力だと感じています。

 これを実感したのは、訪問介護で利用者さんに対し痰の吸引をおこなった時でした。痰の吸引は医療行為で、Dotlineに入社するまで経験したことがありませんでした。初めはどうすればいいかわからず不安でしたが、Dotlineには訪問看護の事業所があったので、看護師から直接指導を受けることができました。

 訪問介護は看護師や医師、作業療法士や理学療法士などさまざまな業種との連携が必要不可欠です。同じ会社内で連携が取れるのは本当にありがたかったです。利用者さんへの支援方針について他業種の方に気軽に相談できるので、利用者さんに合わせた支援を実現できていると感じます。

- さまざまな経歴を経て介護士になった福永さんですが、何かこれからに向けた展望はありますか?

 今後は主任になり、更なるキャリアアップを目指したいと考えています。それにあたり、主任の仕事も少しずつ経験させていただいています。人事の方からは、「自分の仕事以外に、他の訪問介護士の様子を把握するように意識すること」を課題として指摘していただいたので、それに気をつけながら仕事に励んでいます。

 また、世の中が持つヘルパーのイメージを向上させたいとも思っています。いまだに3Kと言われてしまう仕事ですが、現在の私はモチベーション高く、前向きに利用者さんと向き合うことができています。

 私事ですが、Dotlineに入社してから時間にもお金にも余裕が生まれ、現在は結婚し、父親になることができました。大好きだった音楽も趣味として続けています。入社前に社長がお話ししてくださった「幸せの循環創造」の形を体現できていると感じています。私の姿を見てDotlineに入社をする方や介護士を目指す方が増えれば心から嬉しいです。

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