【講演】拓匠開発×オニオン新聞社
2021年8月2日(月)に株式会社 拓匠開発様の主催する社員研修会が開催され、弊社代表取締役兼グループCEOの垣本祐作が登壇し、講演を行いました。当日は千葉市文化ホールが貸し切られ、100名の社員の方が参加されました。 株式会社拓匠開発様は『本能に、感動を。』を経営理念に掲げ、宅地の開発・新築戸建ての分譲や注文住宅設計・リフォーム・リノベーション、測量調査や土地活用・不動産分野などで千葉市を中心に地域密着で30年以上に渡って事業を行っています。地域活性化やイベント開催によるコミュニティの醸成にも大きく貢献をされており、グッドデザイン賞をはじめとした数々の賞も多数受賞されている今一番の注目企業です。
今回の社員研修では弊社代表取締役の垣本と株式会社オニオン新聞社 代表取締役社長の山本寛氏の講演が行われ、その後、株式会社拓匠開発 代表取締役の工藤英之氏を交えて「今まさに千葉を盛り上げる社長3名」による豪華なトークセッションが行われました!
▼株式会社拓匠開発様ホームページ▼
https://takusho.co.jp
▼オニオン新聞社様ホームページ▼
https://www.onionnews.co.jp
↓弊社代表の垣本の講演内容をまとめましたので、ぜひご一読ください↓
≪講演テーマ≫
「日本が世界をもう一度リードする」
【はじめに】
「ものづくり大国」として、過去の先輩たち、つまり今の団塊の世代の方たちが高度経済成長期に積み上げてきたもので、世界に誇れる日本となりました。しかし、今はどうでしょうか?
自信を持って日本の現状を誇れますか?
日本を守るために命を賭けた先人達は今の日本を見て喜ぶでしょうか?
今の世の中を私達の子供の代にこのまま渡せないと思いませんか?
私は、私達の代で、後世により良い世の中を残したいと思い、事業をやっています。
先進国においては初めて、ここ日本で高齢化社会の問題が顕著になり、世界中が、日本がどうするのか注目しています。そこで、私は医療・介護・福祉・障がいの分野で日本が世界をもう一度リードすべく、ここ千葉市をテスト拠点として事業を展開しています。
今回、この研修においては私の創業の想いや今までやってきたことをお伝えします。
私の講演が、皆さんにとって何か学びになり、ヒントになればと思っています。
【垣本祐作 自己紹介】
千葉市出身。
趣味は仕事・歴史から学ぶ・チャレンジ。
夢を叶えること自体が趣味です。
私は社会福祉士、介護福祉士として現場経験を経験し、そこから医療/介護/障害福祉の業界・サービス種別・専門分野別での縦割りの弊害を感じていました。
利用者(お客様)の利益に無関係なこの縦割りの状況を解消するべき、困った人の「困った」声を中心に考え、地域で医療・介護・障害福祉・保育を包括的にサポートできる地域体制を創っています。これを私たちは「命のインフラ」と呼んでいます。
「地域の『困った』を『ありがとう』に変える」をスローガンに掲げて事業を展開しています。現在従業員が約600名、海浜幕張のWGB(ワールド・ビジネス・ガーデン)に本社を移転しました。ZOZOのオフィスが入っているところですね。「前澤友作」さんと私「垣本祐作」の「ゆうさく」つながりで、「ゆうさく帰ってきた!」とビルがざわついているところです(笑)。
坂本龍馬に憧れて事業をやろうと思いました。人生は長さよりも質。人の活力は基本的に憧れから来ると思いますし、憧れる大人にならなきゃだめだなと思います。
私達がカッコいい、楽しんでいる大人を子供達に見せることが「社会貢献」に繋がると思っています。
【会社のスタンスと展開】
現在千葉市で60拠点以上あり、産まれてから亡くなるまで医療・介護・障害福祉でワンストップで切れ目のないサービスを24時間365日対応可能としました。
現在日本では8割以上の方が病院で亡くなります。弊社ではご本人の希望に合った在宅での医療と看取りを行っていて、今後も強化していきます。例えば障がいのあるお子さんを持った時に、不安な気持ちを持たれることも多いと思います。そこで幼少期から安心して生活することができる地域のインフラがあって、そして在宅で最期まで安心して人間らしい生活ができること、これが幸せな社会であると考えます。
これを「夢のまちプロジェクト」と呼んでいます。当社グループは、全国での自治体でのシェア率でトップクラスであり、全国一位かどうかを現在専門会社に調査依頼中です。私達の活動は、日経新聞をはじめとした各種メディアにも取り上げられて始めています。。
▼日経BizGate「私の道しるべ」▼
株式会社ドットライン
代表取締役兼グループCEO垣本祐作
「命のインフラを構築し、
幸せの循環をつくる」
この医療・介護・福祉・障がいの分野で世界に通用するモデルを作るために、国にも提言もしています。一般社団法人全国介護事業者連盟という、最も大きい介護の団体の千葉支部の長でもあります。こういう場所で、厚生労働省や財務省などに、単に報酬を上げるということでなく、社会保障費を抑えながら、しかしこの制度が永続する方法を提言していっています。
実際に、在宅で亡くなる方が、施設や病院で亡くなる場合と比較して社会保障費は三分の一程度になります。つまり、在宅医療福祉に移行したほうが社会保障制度を継続できるということです。また、多くの人が在宅での生活を望んでいますが、地域のインフラがないため、そのニーズに応えられていません。
【2025年問題】
日本の人口の一番多い年齢層が、団塊の世代である75歳で占めるのが2025年です。学生時代に、この問題が小論文で述べられていました。「これは世界も類を見ないような日本の現象であり、この問題に対して世界は、日本がどのように解決をするか注目をしている」と書いてありましたが、その論文では「この問題は解決することができない。後世に負の遺産を残すだろう」という結論になっていました。
それを読んで、私は衝撃だったと同時に、「この問題を解決したら自分は日本のヒーローになれる!」と思いました。それこそ、スティーブ・ジョブスみたいに世界のヒーローになれるのではないかと。そう思って福祉の分野に進んでいきました。
【ドットライン創業ストーリー】
~福祉とは・仕事とは~
幼いころからヒーローに憧れていました。ヒーローは待つことなく去っていくのがすごくかっこよくて、こんなふうに生きられたらいいなと思いました。学生時代から重症心身障がい者の施設や在宅介護、特別養護老人ホーム、更生保護等を経験してきました。
「福祉=介護」のイメージがあると思いますが、そうでなくて、福祉というものはもっと大きい概念でして、「一般教養」の範疇にあると考えます。実際の福祉的な支援というのは、そのほとんどが制度のもとに提供されますので、それがどういう思想のもと、どういう目的で、どういう方法で提供行われているかを知ることが必要です。
私は今まで、現状の国の制度からあぶれたり、たらい回しにされる人がたくさんいることを実際に見てきました。そういった人たちへの支援体制を構築していくことが大切だと考えています。
国の制度の中で、民間の私達がいかに工夫して国民の安全安心を創り出すかを考える必要があると思っています。
福祉の現場では経営的な側面を無視しがちでして、そうやって結果的に現場の人が疲弊していく問題を目の当たりしました。
そこで私は経営的なことを学ぶために一般の大手企業に新卒入社しましたが、大企業の体質が合わなくて、大きな挫折を味わいました。
結果1年弱で退職し、起業する夢があって周りの人たちにも公言していたので、批判をされることも多かったです。
そして、やることもなく5畳のアパートで日々本を読み続けました。そこで自分の気持ちや正しいと思うこと、正義だと思うことをひたすらメモをする習慣ができました。それは今もずっと続いていまして、そこから後のドットラインの「企業理念」も生まれることになります。
その後起業のために合格率2%の難関のボートレーサー試験に合格し、レーサーを経験した後にボートレーサー養成の予備校を設立し、合格者の8割以上が輩出するほどに事業を成長させました。
その結果を出した後に、留まらずに次へ進みました。そうして新たに始めたインターネット事業も、これも軌道に乗せることができました。
しかしここで祖母の介護が必要となりました。初めて当事者となることで事態は大きく動き出すことになります。
初めて自分の大切な人の命が危険にさらされる状態を経験して、第三者の専門職として関わることと全く角度が違って「頭では分かっていても心では分からない」という経験をしました。
仕事で介護をしていた自分でさえこうなってしまうのですから、他の人はもっと耐え難い「痛み」「苦しみ」「悲しみ」があるのだろうと思いました。
祖母の介護を経験して、自分は元々何をやりたかったのか、今まで忘れていたことを思い出しました。
地元千葉に戻ってきて千葉中央の雑居マンションで訪問介護の事業を始めることにしたのです。「会社を大きくしよう」ということではなく「自分が納得いく仕事をしよう」という想いを持ちながら。そうして続けていくうちに徐々に共感してもらえる仲間が集まって、今ではスタッフ 600人の会社です。私はずっと現場から事業を起こした人間ですので、現場視点は今もずっと忘れていません。
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何かをする、やめる、ということに関しては判断のスピードは早いです。判断基準が明確にありますので判断自体が早いのだと思っています。自分にとって何が正しく、正しくないかを常にメモに取り言語化して、朝起きた時に読み返しています。迷っている時間は無駄であり、大嫌いです。
迷うということは自分のことも相手のことも分かっていないということですので、いかにして多くの判断材料となる情報を得るかということが大事です。
自分自身の言葉で言語化し反芻して、いかに判断をしていくことかが大切だと思っています。簡潔にA4コピー用紙1枚にまとめることがコツです。
弊社は採用に大きな力を入れています。採用のテーマは「地域にはヒーローが足りない」です。
皆さんも、自分自身の物語を生きていく中でヒーローとして生きていったら面白いと思います。
本日はどうもありがとうございました。
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【トークセッション】
拓匠開発の工藤代表の軽妙な司会進行のもと、台本なしのエネルギッシュなトークセッションとなりました。ビジネスの上で大切な「ゴール(目的)の明確化と、そこに至る効率化」「情報(学び)の大切さ」「成長する姿勢」などを皮切りに、それぞれの事業で千葉を盛り上げる3人の社長が熱く会場を沸かせました。白熱のあまり、終演時間も大幅に伸びることに…。
▲社長へ○×クイズ!▲
今回の講演を聞いた皆さんが、何かの気づきを得て、それぞれの持ち場で道を拓いていただくことができたらこれに勝る幸せはありません。
自社グループからだけでなく、千葉で頑張る他業種からも「幸せの循環創造」を拡げていただく。このドットライングループの企業理念は、こうしてグローバルな「理念」そして「概念」としてこれから日本中・世界中へ拡がって、世代を超えて受け継がれていきます。
今後も密な連携のもと、ドットライン代表垣本祐作は拓匠開発の代表工藤様・オニオン新聞社代表の山本様と共にどんどん千葉を盛り上げて参ります!
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地域の「困った」を
「ありがとう」に変える。
ドットライングループはこれからも、
ここ千葉県から、
目の前の問題を解決すべく、
事業を拡大していきます。
大変喜ばしいことに、これまでの功績は多数メディアにも取り上げて頂いております。
ドットライングループが走り続けることができる理由。
それぞれの使命、守りたいものとは。
幼少期、ただひたすらに「ヒーロー」に憧れ続けた一人の少年が目指し創り上げる未来は、とても暖かな世界。
千葉テレビ公認、日本一長い社長メッセージもぜひご覧ください。
https://www.dotline-jp.com/message/
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