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LD(学習障害)で全般的な知的な発達は遅れがないものの、ある特定の分野の習得だけが困難でうまくいきにくいという特性がある発達障害の1つです。
知的発達に関しての遅れはないですが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に1~2年程度の遅れや困難が生じ、どの分野に困難が生じるかで「読字障害(ディスレクシア)」、「書字障害(ディスグラフィア)」、「算数障害(ディスカリキュア)」に分かれます。
LD(学習障害)は個人差が大きい上に、症状によっては診断が難しい障害でもあります。
また、ADHD(注意欠陥多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム)といった乳幼児期から行動で診断できるのではなく、小学校へ就学して初めてわかるケースが多くなります。
LD(学習障害)は、知的発達に遅れは見られないものの、特定の分野に関しては困難であるため、「努力不足」「がんばればできる」と言われ見過ごされてしまうことが多く、支援の必要性にいかに早く気付きサポートを行っていくことがポイントになります。

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