ASD(自閉症スペクトラム)とは、対人関係が苦手であったり、ある特定の事に関して強いこだわりがある等の特徴を持った発達障害の1つです。
最近は1歳半~3歳半の健診内でもASD(自閉症スペクトラム)の特徴等を調べていくことになっています。
ASD(自閉症スペクトラム)は対人関係やこだわりの特性が強いことが多く、それによって学校生活や日常生活に支障をきたしてしまうことがあり、福祉や医療的なサポ-トを受ける必要がある場合があります。
しかし、人によってはサポートを受けなくても生活を行っていくことが出来る人もいるなど特性の現れ方に個人差が大きくなります。
原因は未だに確定はしていませんが、親のしつけや育て方は関係しておらず、生まれつきの脳の機能障害であるとされています。
ASD(自閉症スペクトラム)の可能性が高いとされる行動や特徴としては以下があげられます。
しかし、これらの行動があってもASD(自閉症スペクトラム)と決定する訳ではなく、あくまでも可能性があるということを覚えておかなければなりません。
・表情が乏しい、不自然
・名前を呼んでも振り向かない
・人見知りをしない、後追いをしない
・人が言った話をオウム返しする
・指差しをしても、そちらへ視線を向けない
・一人遊びを好み、ごっこ遊びを嫌がる
・食べ物の好き嫌いが強い
・欲しいものを言葉や身振りで表すのではなく、親の手をつかんで連れていって示す等