更生医療とは自立支援医療の中の1つで、身体障害者手帳を交付されている18歳以上の方が、医療費の自己負担分が公費負担される制度です。
しかし、どの方の医療費が公費となることではなく、定められた障がいに対して治療効果が確実にあると期待される医療であることが条件となり、生活保護の方を除き、原則として医療費が1割になりますが、1カ月当たりの自己負担額に上限が定められるケースもあり、それぞれの所得や疾病の状況に応じて異なります。
更生医療の制度を利用するためには、指定された医療機関を受診し、かつ所定の意見書を指定医療機関の特定の医師に作成してもらい提出してもらわなければなりません。
対象となる医療は以下になります。
・人工関節置換術(股関節、膝関節)
・ペースメーカー植え込み術
・人工透析療法
・冠動脈バイパス術
・抗HIV療法
・腎移植
・腎移植後の抗免疫療法
・肝臓移植
・肝臓移植後の抗免疫療法など