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双極性障害とは躁うつ病とも言われており、精神疾患の中でも気分障害と言われる疾患になります。

気持ちが憂うつになったり無気力になるうつ状態と、極端に調子が良くなりハイテンションな躁状態を繰り返してしまうことが大きな特徴です。

うつ状態の時には、周囲からも気が付いてもらいやすいだけでなく、自分でも症状に対して自覚するケースがありますが、躁状態の時には、アイデアがどんどん浮かんだりとにかく何事にも意欲的で活発に活動を行いますので、自分が双極性障害とは気が付かない場合があり治療が遅れてしまい悪化させてしまうことがあります。

どんな人であっても、1日を通して気分の波はありますが、双極性障害の場合には、その状態が極端です。

自分だけでなく、家族や友人等といった周囲の人も、うつ状態だけでなく、躁状態での様子や気分の波に気が付くことが大切になります。

躁状態もうつ状態も極端であるので、少しアンテナを張ってみてみることが大切ですが、代表的な症状としては以下になります。

 

「躁状態」

 

・睡眠時間が2時間以下であっても変わらず活動出来る

・根拠のない自信が過度にある

・買い物やギャンブルで散財する

・初対面の人であってもやたらと話しかけていく

・性的に奔放になる

 

「うつ状態」

 

・何をしても楽しくない、無気力

・1日中眠いのに、眠ることが出来ない

・何かに急き立てられている様で落ち着かずイライラしている

・自分に価値がないと責める、自己肯定感が著しく低くなる

・死にたいと思うことがある

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