アウトレットモールでショッピングもいいけど、せっかくだから家族で自然を満喫したい!
「キャンプやバーベキューなんて道具がない」
「アスレチックパークは割高だし、遠いなあ……」
そんなご家庭でも、電車で気軽にお出かけ! JR千葉駅、千葉都市モノレール千葉公園駅から徒歩でたどり着ける千葉公園を散歩するだけで、季節の移り変わりを楽しめますよ。
本記事では千葉公園内のレストランから、近隣のカフェでのテイクアウトメニュー、おすすめピクニックスポットまで一挙にご紹介します!
千葉公園
千葉公園内の親子で楽しめるおすすめスポットと、公園内地図だけでは分からないお役立ち情報を紹介します。
千葉公園内の親子で楽しめるおすすめスポット
お花見広場
お花見広場は千葉公園体育館の向かいに位置する広場です。
見晴らしがよく、ソメイヨシノなどの桜の木やウメの木が植えられています。周辺にはベンチが2つしかないので、お花見やピクニックをする際はレジャーシートを準備してきましょう。
お花見広場へは公園内の道路を渡る必要があります。小さいお子様を連れていくときは、車に十分気を付けて渡ってくださいね。
遊び場
遊具広場には滑り台とターザンロープがセットになっている複合遊具や雲梯、シーソー、砂場、ブランコがあります。
(ターザンロープは身長100㎝あれば1人でも遊ぶことができます。)
遊具広場の向かいには運動広場もあり、思いっきり走り回ることができたり、ボール遊びが可能な程の広さがあります。
鉄道施設
公園内には鉄道に関連する施設も用意されています。
ボタン・シャクヤク園の隣には実際に使用されていたSL機関車を見ることができ、実際に中に入ることもできます。電車が好きなお子様であれば、大喜びかもしれませんね!
モノレール千葉公園駅近くにはトンネルの工事跡が残されていて、その大きさはなんと高さ6mもあるんです!
荒木山を上ると錦打池や景色が一望でき、目の前にはモノレールが走る姿を見ることができます。
千葉公園の地図だけではわからないお役立ち情報
公園で遊ぶときに心配なのはお手洗いですよね。公園内に設置されている地図には記載されていない、お手洗いの場所や急に喉が乾いたお子さんのための自動販売機の場所の紹介です。
カフェ・ハーモニー
カフェ・ハーモニーは、千葉公園敷地内にある12年目を迎えたボートハウスレストランです。店内席とテラス席があり、テラス席ではペット同伴も可能です♪
錦打池を独占するかのような景色に圧倒されるこちらのレストランの、おすすめメニューをご紹介します!
千葉公園内でお食事をするなら、カフェ・ハーモニー
千葉公園を散歩しておなかがすいたら、こちらのレストラン「カフェ・ハーモニー」がおすすめです。
こだわりはなんと言っても、使われている素材。ハーモニー・パフェのフルーツや、野菜カレーの野菜などは、千葉県内の農家さんから無償で提供されたものや、カフェ・ハーモニーの農園で作られたものも使用されています。
春に採れたイチゴやブルーベリーは生で使うだけではなくジャムにして、パイや夏季のフラッペでも長く楽しめるようにしているそう!
土日は家族連れでにぎわう、アットホームな雰囲気のこのレストラン。子供に人気なカレー、オムライス、ナポリタンなどの定番から、お年寄りがよく頼まれるという抹茶アイスやあんみつなど、種類も豊富なメニューは、親子でシェアして食べられるたっぷりサイズ。しかも、単品メニューならすべて1000円未満でいただけます!
この価格の理由は、こちらが就労支援施設であること。障害を持つ子供が働く場所を提供するために活動されています。収益を得ることが目的でないので、お安くお食事がいただけるんですね。今も、18人もの利用者さんがこちらのレストランで働かれているそうです。
カフェ・ハーモニーは、レストランのほか、売店部門、農園部門、手芸作品制作部門をもち、農園部門で採れた野菜や、手芸製作部門での作品がレストラン内で販売されています。その物販コーナーの様子をご紹介します!
物販コーナーもお買い得! 「ちはなちゃん」グッズから健康茶まで
物販コーナーの商品は、千葉市のシンボルキャラクター「ちはなちゃん」のグッズや、カトラリーやおろし器、靴ベラなどの竹細工、手芸小物など手芸製作部門での作品のほか、利用者が個人的に製作されたというアクセサリーまでさまざま。特に竹細工は、手作りとは思えないほどのクオリティです! レストランのメニューと同じく、ハンドメイドなのに既製品よりもお求めやすい価格なのも魅力的です。
また農園部門からは、どくだみや蓮の葉の健康茶や、どんぐりや蓮の実を使ったお菓子も販売されています。カフェ・ハーモニーの隣の蓮を目で楽しんだ後は、おうちで味わって楽しむのもいいですね!
今回の取材では、どくだみ茶を購入しました! 250円で20gとたっぷり入っています。健康茶というと独特なえぐみや渋みがあるイメージですが、こちらのどくだみ茶はそういった渋みが少なく、ホットでもアイスでもおいしくいただくことができました。
どくだみ茶はミネラルを豊富に含んでおり、デトックス効果も期待できるとのこと。苦手な方は緑茶や麦茶とブレンドしてもいいそうですよ。私も1パック、毎日飲み続けてみようと思います♪
テイクアウトメニューも豊富! 即席ピクニックも可能♪
テイクアウトメニューを利用して、公園内の好きな場所で食べることもできます。前述のお花見広場で手ぶらピクニックを楽しむのもいいですね♪
障がい者の方々の就労支援にも貢献でき、お財布にも優しく千葉の魅力を感じられるカフェ・ハーモニーは、千葉公園内錦打池の南門寄り。ボート乗り場が目印です!
NPO法人「障害者の就労を支援する会」によって運営される就労支援施設。
障がいを持つ子供が働く場所を提供したいと学校を退職した教員・親を中心に2011年の3月に活動をはじめ、10年以上に渡り活動を続けている。
このレストランの他、売店部門、農園部門、手芸作品制作部門をもち、売店部門は同じ千葉公園内におかれる。
営業時間:9:30~16:30(L.O. 16:00) (冬季は16:00まで(L.O. 15:30))
定休日:月曜定休(祝日の場合営業)
公式サイト:http://aka.gmobb.jp/cafe-harmony/
椿森コムナ
椿森コムナは、2023年で8周年になる、ツリーハウスがシンボルのコミュニティ&カフェスペースです。
元は宅地として仕入れた空き地を活用しようと計画された場所。「切るには惜しい」と残した二本の巨木に支えられた吊り橋とツリーハウスは、遊びごころ満載です。
まるで小さな森のような空間での、キッチンカーによるさまざまなメニューをご紹介します。
メニュー
不動の人気メニューはBAMBIバーガー。150グラムのハンバーグと野菜をはさんだボリューム満点の一品です。食べ応え抜群で、見た目よりもすごく食べやすいのでおすすめのメニューになります。
他にも2番人気のチーズバーガーをはじめ、サイドメニュー、ご飯もの、デザートにドリンクも多くの種類があり、お店で一休みしてもいいし、テイクアウトをして千葉公園などで食事をして楽しむこともできます!
また新鮮野菜の販売も行っており、毎月第4日曜はマルシェ『農の市』を開催しています。
普段手に入らないこだわりの一品を買いに出掛けてみてはいかがでしょうか?
季節に合わせてイベントも開催しています。梅雨の時期なら傘での装飾をしたり、春には桜、秋にはキンモクセイなどを楽しむことができ、またイチョウの葉の絨毯など季節によって違う楽しみ方ができるのがいいですね!自然を大人も子供も楽しめるので、時期に合わせて行ってみるのもいいと思います!
みなさんもぜひ体験してみてください!
無料送迎バス「トゥクトゥク」
土日限定でトゥクトゥクという千葉駅と椿森コムナ、後述のthe RECORDS間の無料シャトルバスが30分に1本で運行しています!親子でも人気なシャトルバスで、普段は体験できない疾走感をぜひ楽しんでください。
千葉公園側の入り口は、階段が急になっているので、ベビーカーご利用の方や高齢者の方々等の昇り降りが難しい方は裏の入り口からもご利用がいただけます。
駐車場はなく、車でお越しの場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
自転車の場合は、千葉公園側の階段下の入り口横に10台ほど停められる駐輪場があります。
住所:〒260-0042 千葉県千葉市中央区椿森1丁目21−23(Googlemap)
営業時間:11時00分~21時00分(日曜日 7時00分~18時00分)
公式サイト:https://www.tsubakimorikomuna.com
進化していく千葉公園
拓匠開発の新しい取り組み
椿森コムナを運営している拓匠開発グループがプロデュースする、「the RECORDS」が2022年10月22日にオープンしました。
5階建ての商業施設で、その1階「the RECORDS Diner」の中に、「Summer House Kitchen」「Pool BAR」「Bakery トイット」「coffee stand PERCH」の4店舗が同時オープンされます。店内でランチプレートを食べるもよし、パンをテイクアウトして公園で食べるもよし。気分に合わせて楽しめるお店です。
千葉公園の近くにこのような施設ができるのはすごく便利ですね!
また11月にはUrban MTB Festival in 千葉公園、マウンテンバイクの全日本大会開催やチップスタードームの改善など千葉公園周辺がどんどん活性化されており、これからがすごく楽しみな取り組みもされているので、注目していきましょう!
「the RECORDS」は昭和61年に建てられたビジネスホテルをコンバージョン(構造躯体を残しながら再構築し用途を変更すること)した5階建ての複合商業施設となっており、1~2Fは「the RECORDS Diner(飲食スペース)」、3F~4Fは同社オフィスフロアとなっています。
駐車場はなく、車でお越しの場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
住所:〒260-0045 千葉県千葉市中央区弁天3丁目2−18(Googlemap)
営業時間:7時00分~23時00分(店舗により異なる)
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.tsubakimorikomuna.com
まとめ
自然あふれる千葉公園でおなかがすくまで遊んで、おいしいご飯を楽しむ。そんな休日を家族で過ごしてみてはいかがでしょうか?
ぜひこの記事を活用して、家族でのお出かけを楽しんでみてくださいね。