千葉市の子育て支援|知っておくと育児が楽になる!制度・施策まとめ

千葉市の子育て支援|知っておくと育児が楽になる!制度・施策まとめ

子どもができてから親の手を離れていくその日まで、子育て時期は不安や心配、心を揺さぶられるような出来事が何かと多い時期でもあります。

千葉市は、子育てをする方が少しでも育児を楽しんでいけるよう、さまざまな支援の実施や環境整備に力を入れています。

知らないよりも知っておいた方が、育児がグンと楽になる。

千葉市で実施されている「子育て支援」にはどのようなものがあるのか、子育てに奮闘する方に届けたい大切な情報を、ギュッとまとめてお伝えしていきます。

千葉市は「子育て支援」が充実する育児に最適な街

千葉市は「子育て支援」が充実する育児に最適な街

子育て支援が充実し、子ども達にも保護者にも暮らしやすい街であることは、とても重要なことです。

千葉市は、子育てに関する支援策の充実や環境の整備に力を入れており、その内容も年々充実したものとなってきています。

子ども達はのびのびと成長し、保護者は育児に安心して取り組める、千葉市はそれが実現可能な街といえます。

生まれる前から育てる時期まで長期支援

千葉市の子育て支援は、子どもが生まれる前から始まり、親の手をほとんど必要としなくなる中学生頃までと長期に渡ります。

子育て中は心配や困りごとが何かと起きやすいもの。

少し手助けをして欲しい時、本当に困って悩んでしまった時、かゆいところに手が届くようなきめ細かい支援があれば、子育てはグンと楽になります。

千葉市が力を入れている子育て支援には、以下のような4つの柱があります。

  • 子育てしやすい環境の整備
  • 金銭面の手厚いサポート
  • 子どもの教育や預かり先の充足
  • 相談先の充実と明確化

子育てをする場所を選ぶ時、「環境が整っているのか」「金銭面のサポートはどれくらいあるのか」「安心して預けられる先はあるのか」「困った時に相談できる場所はあるのか」など、さまざま点が気になります。

千葉市は、子育てする人が少しでも安心して暮らしていけるよう、常日頃から心を砕き、子育て支援の充実や環境の整備に尽力し続けているのです。

千葉市は地理的にも子育てに最適

千葉市は地理的にも子育てに適した街です。

都心へのアクセスの良さはもちろんのこと、土地の相場が比較的安いため、家賃や日々の生活費を抑えて生活することができます。

何かと出費が重なる子育て世帯にとって、金銭面の負担が抑えられるのはとてもありがたいことです。

また千葉市は、治安が良いことでも知られています。

千葉駅周辺は都会化が進み繁華街などもありますが、一歩奥に入ればまだまだ自然豊かでのどかな環境が広がる地域。

千葉市の中には、東京湾に面した千葉港や幕張、稲毛などの臨海エリア、緑の恵を感じられる里山エリアと、海に山にと恵まれた自然環境があります。

子育て世帯には嬉しい公園や施設も豊富。

千葉市内には、「千葉市動物公園」「青葉の森公園」といった子ども達に人気の高い大きな公園があるほか、「千葉市科学館」や「稲毛海浜公園プール」など学んだり体験したりできる施設も充実しています。

生活に便利な商業施設や飲食店も豊富で、不便することはないと言っても過言ではないほど暮らしやすく、子育てには最適な街といえます。

【千葉市の子育て支援】育児しやすい環境を整備

【千葉市の子育て支援】育児しやすい環境を整備

千葉市は子育て支援の1つとして、育児しやすい環境作りに力を入れています。

子どもが生まれる前の妊婦期、子どもが産まれた後の長い育児期、育児がしやすい環境かどうかは大切な要素の1つです。

育児しやすい環境となるためにどのような取り組みを行っているのか、以下でより具体的にご紹介いたします。

出産前から育児環境を整えていける

千葉市は子どもが生まれた後からだけでなく、生まれる前の妊娠中の期間から子育て支援をスタートさせています。
妊娠中の間は体調も傾きやすく普段通りの暮らしをすることですら難しい状態にあるため、支援やサポートが受けられるのは、大変ありがたいことです。

千葉市が出産前から力を入れる支援策には、以下のようなものがあります。

  1. 妊産婦に関する各種検診への誘導・補助
  2. 妊娠中から出産までにかかる各種費用の助成
  3. 妊産婦訪問

妊娠中に適切な回数の検診が受けられるよう、妊産婦への教育や誘導、費用の助成といった支援を行っています。

また必要に応じ、助産師や保健師が訪問し、健康状態のチェックや心配事・悩みごとの相談を受けてくれる、妊産婦訪問も実施。

妊娠期間中に周囲から手厚いサポートが受けられるかそうでないかは、その後の子育て状況にも大きな差をもたらすもの。

子どもを産もうとする女性達が、安心して出産に臨め、その後の育児にも前向きに取り組んでいける環境になるよう考えてくれているのが伝わる施策です。

参考:

妊婦検診費用の女性について

妊産婦訪問について

出産後は子育て環境がさらに整う

子どもが生まれた後に関しては、さらに支援が充実します。

  1. 家庭訪問
  2. エンゼルヘルパー
  3. ファミリー・サポート
  4. 赤ちゃんの駅
  5. 子育てに役立つ講座の開催
  6. 親子で楽しめるイベントの開催
  7. 親子で利用できる施設・スペースの充実

千葉市では、産後の訪問支援として「新生児訪問」や「乳児家庭全戸訪問」「養育支援訪問」などを実施。

産後の不安でいっぱいの時期に相談できる相手がいることで、育児の負担を大きく減らすことができます。

また、妊娠中から出産後1年未満の間は、「エンゼルヘルパー」の制度を利用できます。

エンゼルヘルパーは、昼間家事・育児を手伝ってくれる人がいない場合、またいても何らかの理由で援助を必要としている場合に、身の回りの世話や育児などを手伝ってくれるヘルパーさんを頼める制度。

1回2時間で費用は1680円となっていますが、初回は誰でも無料で利用できるクーポンをもらうことができます。

生後3ヶ月〜小学校6年生までは、「千葉市ファミリー・サポート」の助けを借りることで、育児の負担を軽減することができます。

少し育児を休んでリフレッシュしたいなどの理由でも、子どもを預かってもらうことができます。

そのほか、外出先で授乳がしたい、オムツを変えたいといった時に、場所がなくて困ってしまう人が減るよう、「赤ちゃんの駅」を設置。

市内のあちこちに、授乳やおむつ替えで気軽に利用できる赤ちゃんの駅を整えています。

親子が気軽に外出できるよう、また居場所となるよう「子育て支援館」や「子育てリラックス館」「地域子育て支援センター」も市内のさまざまな場所に設置。

育児を楽にするヒントが得られる講座や、親子で楽しめるイベントなども開催しています。

このように千葉市は、子育てを楽しみながら頑張れる環境が整っているのです。

参考:

エンゼルヘルパーについて

ファミリー・サポートについて

赤ちゃんの駅について

【千葉市の子育て支援】お金の面も手厚くサポート

【千葉市の子育て支援】お金の面も手厚くサポート

子育て中は、何かと費用がかさむもの。
出産前から出産後の育児期まで、親の負担は長期間に渡ります。

子育て世帯の金銭的負担軽減に少しでもつながればと、千葉市はお金の面でも手厚いサポートを行っています。

安心して出産できる費用面の支援

千葉市は、安心して子どもを産めるよう、出産に関わる費用の支援を実施しています。

経済的な理由で病院や助産所で出産・入院できない妊産婦さんに対し、助産施設として決められている「青葉病院」「海浜病院」などで出産できるよう手配してくれる制度もあります。

入院や出産に関わる費用は、全額または一部を支給。

経済的な悩みを抱える妊婦さんとその家族の負担軽減につながっています。

また、「出産育児一時金」として、出生児1人につき42万円を支給。

高額な費用のかかる出産時の入院費用として、市が直接病院への支払いを行ってくれる制度もあります。

お金の心配をせずに安心して出産できる環境が整っているのは、経済的に不安な世帯にとっても大変ありがたいことですね。

子育て世帯への補助や支援金制度も豊富

出産後からの子育て期にかかる出費にも耐えられるよう、お金の面のサポートとして、以下のような補助や支援金制度も整えられています。

  1. エンゼルヘルパー費用の支援
  2. ベビーシッター費用の助成(国制度)
  3. 幼児教育・保育施設の無償化
  4. 子ども医療費
  5. 児童手当
  6. 千葉市三世代同居・近居支援事業
  7. ひとり親へのサポート
  8. 未熟児や障害、難病児のいる世帯への支援

妊産婦期から産後まで、家事育児の負担を減らすために利用するエンゼルヘルパー。

費用の負担を減らすため、無料で利用できるクーポンを配布したり、費用の軽減策を実施しています。

国制度として全国的にも行われている「ベビーシッター費用の助成」も実施。

民間のベビーシッターを利用した際の利用費の一部を助成してくれる制度です。

同じく、千葉市だけではありませんが「幼児教育・保育施設の無償化」「子ども医療費の助成」も実施。

援助を必要としているけれど、経済的な理由でヘルパーやシッターの利用を諦めてしまうことがないようにと、考えられているのですね。

千葉市の特色ともいえる支援金制度が「千葉市三世代同居・近居支援事業」。

高齢者の孤立防止と家族の絆の再生を目的とした制度で、新たに親・子・孫の三世帯が同居、近居するためにかかった費用を助成してくれます。

持ち家にする場合は、住宅を立て直すための費用や、購入・引っ越しに関わる費用、固定資産税や都市計画税相当額の支援が行われ、賃貸の場合は年間の家賃相当額を助成金として支援してくれるなど、とてもお得な制度です。

ひとり親家庭や未熟児、障害児、難病児のいる世帯への支援も充実しています。

経済的に困らず安定した生活が営めるよう、「児童扶養手当」を支給したり、「医療費の助成」を行ったりとその内容も充実しています。

【千葉市の子育て支援】子どもの教育や預かりにも注力

【千葉市の子育て支援】子どもの教育や預かりにも注力

千葉市は、子どもの教育や預かり先に関するサポートにも力を入れています。

幼稚園や保育園のほか、認定こども園の数を増やす、いざという時の預かり先としてファミリー・サポートや休日保育・病児病後児保育を行う事業者数を増やすなど、多方面での充実を図っています。

幼稚園・保育園・認定こども園が多い

千葉市は子ども達の受け入れ先が充実するよう、認定こども園の数を増やすという対策も行ってきました。

認定こども園とは、幼稚園と保育所の機能・特性をあわせ持った園で、保護者の仕事の有無に関わらず利用することができます。

安心して子どもを持つために、保護者が重要視するものの1つに、「幼稚園や保育園・認定こども園などへの入園の見通しが立っていること」というものがあります。

出産後も、出産前と同様に働きたいと思う女性が増え続けており、預かり施設の充実を望む声は年々高まっています。

千葉市のように、預かり先の充実に力を入れてくれている自治体は、保護者としても大変ありがたいものですね。

全国的に行われている支援策のほかに、千葉市独自の支援策として力を入れているのが「千葉市先取りプロジェクト」。

千葉市内にある認可外保育施設の中で、認可保育所と同等の基準を満たし、市の認定を受けた施設を「千葉市先取りプロジェクト認定保育施設」とする制度です。

認定を受けた施設に通う子どものうち、一定の条件を満たした児童に対しては、保育料が通常より軽減されるといった支援を受けることもできます。

環境的にも経済的にも無理なく利用できる預け先があることは、保護者にとっても大きなメリットですね。

いざという時の子ども預かり先が豊富

千葉市では、「いざという時」に子どもを預かる場所の充実にも力を入れています。

全国的に展開されている「ファミリー・サポート」の実施のほか、幼稚園や保育園が休日の時に預かってくれる「休日保育」「病児・病後児保育」など、あらゆる場合に備えた預かり施設を整備。

預かりを利用の際にかかる費用の負担を軽減してくれる、減免制度も整っています。

核家族化の影響を受け、父親や母親以外に子どもをみてくれる人がいないという世帯が増加。

子どもを信頼して預けられる先がないという人も数多くいます。

いざという時、力になってくれる存在があることを知っているだけで、安心した気持ちになれるもの。

千葉市は、保護者の気持ちに寄り添った子育て支援を行ってくれる貴重な自治体でもあります。

【千葉市の子育て支援】相談先の充実と明確化

【千葉市の子育て支援】相談先の充実と明確化

千葉市では、子育て中に起こるさまざまな悩みや困りごとに対する相談先の充実にも力を入れています。

「こんなささいなこと相談したら迷惑かな」と考えてしまうようなことも、遠慮せず声に出してみることが大事。

話を聞いてくれる人がいるだけで、心の負担を減らすことができます。

子育てを頑張る保護者、そしてその子ども達に向けて、千葉市は以下のような具体策を実施しています。

各区に「子育て支援コンシェルジュ」を配置

千葉市は各区に、「子育て支援コンシェルジュ」を配置しています。

「子育て支援コンシェルジュ」とは、保護者から相談を受け付け、必要な情報の提供を行う相談員のこと。

「希望の保育園に入れなかったのだけれど、ほかに入れる場所があるのか知りたい」といった悩みや、「妊娠中の体調不良で思うように家事育児ができないので困っている」といった悩みなど、子育てに関する困りごとに対し幅広く相談に乗ってくれます。

悩みを解決するためあちこち連絡をして該当機関を探すのはとても大変ですが、子育て支援コンシェルジュに相談すれば、たった1度の相談で、適切な場所に素早くつなげてもらえます。

参考:

子育て支援コンシェルジュについて

https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/shien/concierge2.html

あらゆる悩みに対応してくれる相談窓口も充実

情報提供を行ってくれる子育て支援コンシェルジュのほかに、子育て中に起こる悩みや問題別の相談窓口も、充実しています。

  1. 子育てに関する相談窓口
  2. 発達に関する相談窓口
  3. ひとり親家庭の相談窓口
  4. 女性に対する相談窓口
  5. DVなどトラブルに関する相談窓口

育児全般の悩みや困りごとに対しては、「育児相談」や「家庭児童相談室」などを設置。

発達に関する相談については「児童相談所」「保健福祉センター健康課」へ相談することができます。

ひとり親の方に向けては「母子・父子自立支援員」への相談や、「母子家庭等就業・自立支援センター」「ひとり親家庭 土日・夜間電話相談」といった相談窓口も整えています。

女性特有の悩みや困りごとなど、デリケートな悩みに対しても相談窓口を複数設置。

「女性のための健康相談」や「ハーモニー相談室」「婦人相談員」など、相談先に困らないように充実を図っています。

DVなど身近な人からの暴力に関する相談については「配偶者暴力支援センター」を設置し、直接あって面談形式で話を聞いてもらうことができます。

千葉市は、多数の相談窓口を整える一方で、助けを必要としている人が1人で抱えこまないよう、相談窓口の認知拡大にも力を入れてきました。

ちょっとアドバイスが欲しい時から、深刻な問題まで、どんな時も親身になって問題解決に寄り添ってくれる人々が千葉市にはたくさんいるのです。

参考:
千葉市の相談窓口をまとめたページ

【千葉市の子育て支援】各区独自の支援策も展開

【千葉市の子育て支援】各区独自の支援策も展開

千葉市全体で取り組む支援策のほか、千葉市にある6つの区が独自で実施する子育て支援策もあります。

千葉市からの子育て支援と、各区独自の子育て支援、2重の手厚いサポートが受けられるのは、子育て世帯にとっても嬉しいものがあります。

千葉6区の各自治体がどのような支援策を行っているのか、代表的なものをご紹介します。

中央区の子育て支援

千葉市中央区では、「親子の居場所作り」「子育て中の悩みや負担軽減」などに力を入れた子育て支援を展開しています。

中央区のあちらこちらに「親子の居場所」となる「子育て支援館」や「子育てセンター」を設置。

なかでも中央区4丁目にある「子育て支援館」は近隣に在住する子育て世帯から高い人気を集めています。

きぼーるという施設の6階にあり、ファミリー・サポートセンターも併設。

プレイホールでは子ども達が夢中になって遊べる空間が広がり、親子で参加できる催し物やイベントも開催しています。

また、中央区新宿にある新宿保育所内では、「にこにこルーム」と称して、地域の親子が一緒に遊んだり、子育ての情報交換ができる場所を設けています。

こうした親子の居場所では、悩みや困りごとの相談にも対応。

子育て世帯の精神的な負担軽減・育児環境の改善へとつながっています。

参考:

子育て支援館

にこにこルーム

花見川区の子育て支援

花見川区では、「イベントや催し物の開催」や「親子の居場所作り」に力を入れています。

「子育てママのおしゃべりタイム」として、公民館に子育て中の保護者と子ども達が集まる場を提供。

近隣の親子と交流できるだけでなく、子育てサポーターとして派遣されている支援員に相談をすることもできます。

花見川区の検見川公園近くにある「子育て広場ちどり」は、就学前のお子さんとその保護者がいつでも無料で自由に利用できる支援センターです。

思いっきり体を動かしたり、豊富なおもちゃで遊んだりできるようになっているほか、絵本の読み聞かせが行われるえほん会や、保護者のための育児相談なども定期的に行われています。

「花見川・子育てリラックス館」は、花見川団地の商店街の中にある施設。

地域の親子が気軽に集える場所として設置されていて、月に数回親子で楽しめるイベントを積極的に開催しています。

年々核家族化がすすみ、居場所がなく孤立しがちな育児世帯も増加していく中で、誰かが親子のために何かをしてくれる場所があるというのは、とてもありがたいことですね。

参考:

子育てママのおしゃべりタイム

子育て広場ちどり

花見川・子育てリラックス館

稲毛区の子育て支援

稲毛区では「子育てサークルの運営」や「子育てに関するNPO法人とその活動の拡充」を支援に力を入れています。

稲毛区には「山王ちびっこ広場をはじめとして、多数の子育てサークルがあります。

親子が気軽に友達を作れるように、思いっきり遊ぶ場が持てるようにと運営されており、0歳のお子さんから無料で参加することが可能。

複数の子育てサークルに参加してみると、親子で過ごすのに退屈しないのではないでしょうか。

また行政が運営する団体だけでなく、子育て支援に力を入れているNPO法人の整備にも力を入れています。

そのおかげで稲毛区は子育て支援団体が充実しており、催し物やイベントも頻繁に開催されています。

育児サークルや団体開催のイベント・催し物に参加することで、共感し合える仲間にたくさん出会うことができますよ。

参考:

稲毛区の子育てサークル支援

稲毛区の子育て支援活動団体まとめ

若葉区の子育て支援

若葉区の子育て支援策としては、「公園など緑豊かな環境の整備」や「母親&父親学級の開催」「子育てサークルの充実」などがあげられます。

千葉市の中でも広い面積を誇る若葉区は、自然豊かな環境を維持するため、公園の設置・整備に力を入れてきました。

若葉区内には約20ヵ所以上の公園がありますが、なかでも人気なのが、田園をテーマに作られた「都川水の里公園」。

水辺ゾーンなどもあり、さまざまな生き物が生息しています。

自然豊かな環境が整っているのは、子育て世帯にとってもありがたいことですね。

若葉区が積極的に開催する「母親&父親学級」は、子どもが生まれる前の段階から参加可能。

育児に関する疑問や悩みを相談することができるうえ、豊富な情報からさまざまな知識を吸収していくことができます。

「子育てサークルの充実」などにも力を入れていて、公民館や保健福祉センターなどを拠点に催し物やイベントなども積極的に開催しています。

子育て世帯が育児をしやすい環境になるように、環境整備から催し物の開催と、若葉区が子育て支援に力を入れているのがひしひしと伝わってきます。

参考:

若葉区の子育てサークル

母親&父親学級について

緑区の子育て支援

緑区は「保育所など預け入れ施設の充実」や「子どもの居場所作り」「親のための育児講座」などの子育て支援に力を入れています。

千葉市のほかの区と比較して待機児童が少ない傾向がある緑区。

保育所などの児童預け入れ施設の数を増やしたり、保育士を多数確保できるように教育環境を整えたり、独自の工夫を続けています。

また、学童保育の役割を担う「子どもルーム」を少しでも多く開設できるよう力を注いだり、遊び場としての公園作りなど、子ども達の居場所作りにも心を砕いています。

保護者に向けては、「パパスクール」「プレパパママスクール」を開講。

育児が楽しみながらできるよう、情報提供や相談受け付けを行ってくれています。

参考:

緑区の子どもルーム

緑区鎌取エリアの子育て支援について

美浜区の子育て支援

美浜区は、「教室の開催や相談受付事業」「親子の居場所作り」「支援の認知拡大」などの子育て支援に力を入れています。

これから子どもが生まれる人に向け「母親&父親学級」を開催したり、乳児期の子どもがいる人に向けては「離乳食教室」といった講座を開催したりしています。

「親子の居場所作り」としては、育児サークルや子育て広場の整備・拡充に力を注ぐほか、地域の方の協力を得て運営するこどもカフェも設置。

子ども達とその保護者が、気軽に足を運べる場所が増えるよう支援を続けています。

また、子育て支援の内容が地域の人に認知してもらえるよう、支援内容や団体をまとめた「子育てみはマップ」を配布し、支援の認知拡大にも工夫を凝らしています。

美浜区の行う子育て支援は、住民からも高い評価を得ており、子育て世帯に住み良い街として人気を集める要因の1つとなっています。

参考:

子育てみはマップ

千葉市の「子育て支援」を活用して育児を楽しもう

千葉市は全国の中でも「子育て支援」に力を入れている地域。

これから育児をしていこうとする世帯から、今まさに育児の真っ只中にいる世帯に向けてまで、幅広い支援策を展開しています。

今回ご紹介したなかで、知らなかった制度やサポートがありましたら、ぜひ積極的に活用してみてください。

子育てが今よりももっと、ラクに楽しくなれるはずです。