次のお休みは家族でどこに行こうか?とお悩みの方に、工場見学はいかがでしょうか。
工場見学では製品の製造工程を見られたり、工場見学限定のお土産があったりするなど、普通の観光地に行くのとは一味違ったレジャーが楽しめます。
そこでこの記事では千葉のおすすめ工場見学スポットを紹介します。
千葉県には工場見学ができるスポットがたくさんあります。
アイス、ビール、鉄などさまざまな工場があるので、ぜひ興味がある場所を探してみてください。
※掲載している情報は、記事公開時点での情報です
グリコピア CHIBA(野田)
グリコピア CHIBAはグリコが運営している工場見学スポットです。
きれいな工場でパピコやセブンティーンアイスの製造ラインを見学することができます。
見るだけでなく体験ができる場所も多いので、子どもと一緒に家族で行くのもおすすめです(3歳以上から見学できます)。
例えば、グリコピア CHIBAではパピコの容器にアイスが注入される様子を見学できます。
様子を見学しながら自分でカメラを操作して、見たいところを間近に写すことが可能です。
工場では人だけでなくロボットも多く働いています。
ロボットの正確で素早い動作も必見です。
その他にもアイスクリームを保管している巨大冷蔵庫の温度を体験したり、アイスが包装されていく様子を見たりすることができます。
おなじみのグリコロゴのフォトスポットもあります。
ロゴの高さは何と5mです。
ロゴと一緒に両手を上げるグリコのポーズを決めてはいかがでしょうか。
工場見学の最後には嬉しいパピコのお土産もあります。
予約はインターネット(8名まで)か電話で受け付けています。
子どもから大人まで楽しめる工場見学スポットです。
住所:千葉県野田市蕃昌新田字溜台10番地
電話:04-7127-3355
営業時間:9:30~16:00(ツアー時間70分程度)
料金:無料(完全予約制)
公式サイト
参考:グリコピア CHIBA・じゃらん
サッポロビール 千葉工場(船橋)
出典:サッポロビール 千葉工場 | 工場見学・ミュージアム | サッポロビール
全国のサッポロビールの4割以上を生産している一大工場で、黒ラベルの製造見学ツアーが行われています。
黒ラベルの魅力がたっぷり伝わるツアーに加えて、大人1人500円の見学料で黒ラベルの試飲ができることから、特にビールが好きな方に人気が高い工場見学です。
工場見学では、工場を周りながら黒ラベルの原料や製造へのこだわりを分かりやすく説明してもらえます。
見学中には工場にある巨大な発酵タンクを表現した部屋に入れます。
実際のタンクの容量は60万リットルで、500ml缶に換算すると120万本分にもなるというので驚きです。
またビールのパッケージングラインでは、ビールを缶に超高速で注入していく様子を見学することができます。
ツアーの最後はいよいよビールの試飲タイムです。
工場の作りたてビールを1人3杯まで飲むことができます(ノンアルコール飲料も有)。
しかもビールは工場スタッフが完璧に注いでくれるので、さらにおいしさ抜群です。
お土産に特別なロゴが入った非売品のビールグラスまでもらえます。
津田沼駅と新習志野駅から無料シャトルバスも出ており、手軽に行きやすい工場見学スポットです。
住所:千葉県船橋市高瀬町2番
電話:047-437-3591
ツアー時間:水・土(10:30・12:30・14:30)木・金・日(10:30・14:30)所用時間 1時間20分
休館日:毎週月曜日・火曜日(祝日の場合は翌日・翌々日)、年末年始、臨時休館日
料金:大人500円 中学生~20歳未満300円 小学生以下無料 ※完全予約制
公式サイト
参考:サッポロビール 千葉工場・Let’s ENJOY TOKYO
朝日プリンテック 船橋工場(船橋)
出典:工場見学|朝日プリンテック|新聞印刷を中心に全国総合展開の印刷会社~朝日新聞グループ~
朝日プリンテックは新聞などの印刷を請け負っている工場です。
工場見学では新聞が印刷されていく様子や梱包作業を見ることができます。
朝日プリンテック船橋工場には、新聞紙4ページ分の見開き紙面が印刷できる巨大な輪転機があります。
輪転機が稼働しながらハイスピードで紙に印刷されていく様子は圧巻です。
また新聞がベルトコンベア上に次々と流れていき、梱包されていく発送作業も見学できます。
このように新聞の印刷から発送までの一連の作業を、間近で見ながら体感できる工場見学です。
見学の後には工場スタッフが質問に答えてくれる時間も設けられています。
新聞の作り方を知ることができるので、小学校高学年〜中高生くらいの子どもの社会見学としてもおすすめです。
住所:〒273-0015 千葉県船橋市日の出2丁目16−5 朝日プリンテック船橋工場
電話:047-435-8955
ツアー時間:11:00~14:00(約3時間)
料金:無料(完全予約制)
公式サイト
JFE スチール 東日本製鉄所(千葉)
JFEスチール東日本製鉄所では、製鉄の様子を見学することができます。
JFEスチール東日本製鉄所は、広さ約766万㎡、東京ドームに換算するとおよそ170個分もあるたいへん大きな工場です。
工場見学では、大規模な製鉄所にある巨大溶鉱炉を見学したり、鉄を熱しながら引き延ばしたりする工程を見られます。
熱せられた鉄が真っ赤に溶けながら流れていく様子は迫力満点です。
この様子は約600mの通路を歩きながら近くで見学することができます。
2022年現在通常の見学は団体向けのみですが、夏休みや9月の土日に小学生向けの工場見学会が開催されます。
説明も小学生向けに行ってくれるので、小学生の社会見学や夏休みの思い出作りにもぴったりです。
また9月の見学会では通常は非公開の巨大な製品倉庫の見学や、特殊車両をバックに記念撮影もできます。
予約は両方とも電話のみ(受付9:00〜16:00の平日)、先着順です。
滅多にない機会なので、ぜひ見学してみてください。
住所:千葉県千葉市中央区川崎町1番地
電話:043-262-2205(東日本製鉄所見学センター)
ツアー日程
【夏休み工場見学会】
2022年 7/21(木)、26(火)、27(水)、28(木)、29(金)
8/1(月)、8(月)、16(火)、17(水)、18(木)、24(水)
※各日とも10:00~12:00、13:30~15:30 ※雨天決行
対象 原則小学生以上(小学生は保護者同伴)
【特別工場見学会】
9/3(土)、11(日)
※各日とも9:00~11:45、13:00~15:45
対象:原則小学生以上の子ども含む親子(祖父・祖母同伴でも可)
公式サイト
八天堂きさらづ工場(木更津)
出典:八天堂きさらづ
八天堂きさらづ工場は、ひんやり冷たいくりーむパンでおなじみの八天堂の工場です。
ここでは職人さんたちがパン生地を伸ばしたり包装したりするなど、テキパキと働いている様子が見られます。
工場見学は作業場をガラス越しに自由に見学することができ、予約も不要です。
八天堂きさらづ工場では、工場見学のほかにくりーむパン作り体験も行っています(要予約)。
体験コースは2つです。
ちょいパンコースでは、パン生地を好きな形に丸めたり、パンを包む包装紙を自由にデコレーションしたりすることができます。
くりーむ注入コースではパン作りに加え、八天堂のとっておきくりーむを作ってパンに注入する体験も用意されています。
工場は販売工房も兼ねているので、できたてのくりーむパンやサクサクの食パンなどのお土産を買っていくのもおすすめです。
ぜひ工場見学でパンを作っているところを見てから、くりーむパンを味わってみてください。
住所:千葉県 木更津市千葉県木更津市かずさ鎌足2-2-22
電話:0438-52-0810
営業時間:10:00~17:00 (パン作り体験 10:30~/13:30~)
料金
工場見学 無料
パン作り体験 ちょいパンコース(30分)500円 くりーむ注入コース(60分)1,000円
公式サイト
雪印メグミルク 野田工場(野田)※2022年7月現在休止中
雪印メグミルクの工場見学では、牛乳やジュース、ヨーグルトが製造されている工場で、それぞれの商品の製造過程を見ることができます。
ためになるクイズや牛乳の試飲もあるので、子ども連れにもおすすめです。
見学に年齢制限はなく、小さな子どもにもスタッフが優しく対応してくれます。
雪印メグミルク 野田工場は、たくさんのロボットが稼働している大規模な自動化工場です。
まず工場スタッフが雪印メグミルクや牛乳の作り方などについて、映像も交えて分かりやすく説明してくれます。
説明の後は実際の製造過程の見学です。
例えば製品の充填ラインでは、製品のパックがベルトコンベアで次々と運ばれる様子を見ることができます。
そこに機械が超高速で牛乳やジュースを充填していき、製品が作られるのです。
このような様子を見られるのは、工場見学ならではの体験です。
こうして作られた牛乳を飲み比べができる試飲体験も用意されています。
お土産には非売品のオリジナルグッズやジュースをもらえます。
身近な牛乳やジュースなどの作り方について分かりやすく知ることができる、人気が高い工場見学スポットです。
住所:千葉県野田市上三ヶ尾字平井256-1
ツアー時間:10:00~、13:30~、15:00~ ※15:00は団体のみ見学受付
休館日:水、土、祝日、年末年始
料金:無料
公式サイト
千葉ヤクルト工場(四街道)※2022年7月現在休止中
出典:千葉ヤクルト工場 | 工場見学へ行こう | 知る・楽しむ | ヤクルト本社
千葉ヤクルト工場の工場見学では、見学をしながらヤクルト製品や乳酸菌シロタ株について知ることができます。
工場見学では、まずヤクルトの歴史やこだわりについての説明を受けます。
説明だけでなく動画や子ども向けのPRアニメもあるので、小さな子どもでも退屈しません。
世界中で販売されているヤクルトパッケージの違いや時代によるヤクルトの移り変わりを知ることもできます。
さらに大人も子どもも嬉しいヤクルト製品の試飲付きです。
説明の後はヤクルト製品の生産ラインの見学です。
工場で働く人や機械が繊細な動きでヤクルトを容器に詰めたり、箱に入れたりする様子を見ることができます。
ガラス越しに生産ラインを見学しながらスタッフが分かりやすく説明してくれるため、工程をよく理解できると評判です。
記念写真スポットもあるので、見学記念に写真を撮っても楽しいですね。
見学の最後にはお土産ももらえます。
無料で楽しめるので、ぜひお手軽にいかがでしょうか。
申し込みは電話やインターネットからの予約制です。
住所:千葉県四街道市和田166番地
電話:043-432-8960
ツアー時間:月曜日~土曜日 9:30~/13:00~(約60分)
料金:無料
公式サイト
ヤマサ醤油(銚子)※2022年7月現在休止中
ヤマサ醤油工場では工場見学を通して、醤油づくりの工程について知ることができます。
工場見学では原料が入った高さ20mもある巨大なサイロを見学できます。
中には200トンから500トンの大豆や小麦が入っています。
そのほかにも麹が発酵する様子をサンプルで見られたり、仕込蔵を見学したりするなどもでき、盛りだくさんの内容です。
工場見学者向けに作られたタップトークと呼ばれる場所では、醤油を入れる高さ6mの大きな桶に入り、醤油が作られる様子を映像と音で体感できます。
桶の中を歩くと実際に醤油の映像が波立つ仕掛けもあり、まるで醤油の上を歩いているような感覚を味わえます。
見学した後は工場に併設されているしょうゆ味わい体験館にもぜひ寄ってみてください(現在休館中)。
昔使っていた醤油づくり道具の展示などがあり、より醤油づくりに詳しくなれるでしょう。
自分で煎餅を焼いて好きな醤油を垂らせる体験コーナーや、香ばしい醤油ソフトクリーム販売も人気です。
住所:千葉県銚子市北小川町2570(工場見学センター)
電話:0479-22-9809
ツアー受付時間:9:00~11:00 13:00~15:00
所用時間50分 ※土日祝、GW、お盆の工場休業日は映画上映(20分)のみ
休館日:年末年始(12/28~1/4)
料金:無料
公式サイト
カステラのさかえ屋(松戸)※2022年7月現在休止中
出典:工場見学 | カステラ | お歳暮 | さかえ屋 | 千葉
カステラのさかえ屋では、カステラを作っている様子を見学したり作りたてのカステラを試食したりできます。
さかえ屋のカステラは無添加で天然の材料にこだわっています。
そのおいしさからテレビに取り上げられたこともあるほど人気です。
カステラの製造工程見学では、工場の上の階から機械や人が動いている様子を見ることができます。
さかえ屋の工場では、最新のカステラ機や3台の大きなオーブンなどさまざまな機械が稼働しています。
工場スタッフがテキパキと働く様子を見るのも楽しいです。
見学後はお待ちかねのカステラの試食があります。
出来立てのカステラはほのかに温かく、ふわふわした食感です。
できてから時間が経つと水分を吸ってしっとりとしたカステラになるそうです。
出来立てカステラの食感は工場見学ならではですね。
試食に加えてお土産ももらえます。
何がもらえるかは時期によって変わるので、行ってからのお楽しみです。
工場には直売所も併設しているので、ぜひ一緒に買ってみてはいかがでしょうか。
コーヒーやチョコ味など種類豊富なカステラを販売しています。
住所:千葉県松戸市松飛台238
電話:0120-832-417
ツアー時間:平日(火~金) 11:00~(1回のみ) 所要時間 約30分~40分
休館日:月・土・日・祝祭日、年末年始 12月は工場見学なし
料金:無料
公式サイト
まとめ
千葉県の工場見学スポットを紹介しました。
工場見学では普段見ることができない商品の製造過程を見学できます。
体験学習やお土産のプレゼントなど工夫を凝らした工場見学もたくさんあり、子どもから大人まで楽しめます。
工場見学をすれば、普段何気なく見ている商品の新しい発見が見つかるかもしれません。
お子さんの自由研究や社会見学にもおすすめです。
今度のお休みにはぜひ家族や友達と一緒に、工場見学に出かけてみてください。