千葉県にある県立博物館一覧!体験型の展示やデジタルミュージアムの情報も!

千葉県は日本の歴史や文化の発展に深く関わりがあり、博物館や資料館も各所に点在している地域です。

今回は、そんな千葉県内にある博物館の中から、県立の博物館について詳しく紹介します。

千葉県に住んでいる方はぜひこの記事を参考に、千葉県の博物館へ足を運んでみてはいかがでしょう。

千葉県の県立博物館とは

この記事では、千葉県にある全8施設の県立博物館について、簡単に解説していきます。

県立博物館は主に千葉県の歴史・風土・技術を伝えるための施設です。

実際に千葉県で出土した化石や土器、歴史に関する資料や道具など、それぞれの分野に特化した展示を行っています。

千葉県立関宿城博物館【河川・関宿の文化・民俗史】

野田市にある「千葉県立関宿城博物館」は、関宿に暮らした人々の文化・歴史にまつわる博物館です。

利根川と江戸川の間にある関宿は、洪水や河川交通・治水工事に関する歴史が古いため、模型や当時の絵図などを展示しています。

展望室からは河川の流れだけではなく、富士山・筑波山・日光連山など、関東の山々を一望することができます。

デジタルミュージアムでは、利根川水系の生態系・造船史などが閲覧可能です。

千葉県立関宿城博物館の施設情報

住所:〒270-0201 千葉県 野田市関宿三軒家143-4(Googleマップで見る
電話:04-7196-1400
営業時間:9:00〜16:30(最終入館は16:00)
休館日:毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)・年末年始
料金:一般200円、高・大学生100円、中学生以下無料(企画展中は一般300円、高・大学生150円)
アクセス:
【電車】東武アーバンパークライン(野田線) 川間駅北口から朝日バス「境町行き」(約32分)、「関宿城博物館」下車
【車】圏央道 境古河ICから約13分、五霞ICから約15分
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=4
備考:駐車場 無料(100台)

現代産業科学館【技術発展・最新科学・千葉の工業】

▲筆者撮影

続いて紹介するのは、市川市にある「千葉県立現代産業科学館」です。

近代日本の工業や科学について展示している博物館で、子ども向けの体験型学習施設として人気があります。

千葉のミカタでは以前に訪問取材を行ったので、詳しくはこちらの記事もご覧くださいね♪

千葉のミカタ『【市川市】千葉県立現代産業科学館 親子で科学を楽しく体験♪

なお、現代産業科学館のデジタルミュージアムでは、千葉県の近代建築をメインに展示しています。

千葉県立現代産業科学館の施設情報

住所:〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-3(Googleマップで見る
電話:047-379-2000
営業時間:9:00~16:30(最終入館は16:00)
休館日:毎週月曜日(祝日または振替休日の場合は開館し、翌日休館)
料金:一般300円、高・大学生150円、中学生以下無料(プラネタリウム・企画展:一般500円、高・大学生250円)
アクセス:
【電車】JR総武線本八幡駅・下総中山駅より徒歩約15分/市川市コミュニティバス「現代産業科学館・メディアパーク」下車
【車】京葉道路 京葉市川ICから 約5分
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SCIENCE/index.html
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=3
備考:駐車場 有料(約80台/1時間30分まで無料。30分毎に100円増。)

千葉県立美術館【千葉の美術品】

「千葉県立美術館」では、千葉県ゆかりの美術品や文化の資料を展示しています。

県民の作品が展示されるアトリエなどもあり、学生の作品展が開催される場所としても有名です。

軽食を楽しめるカフェラウンジも併設されているので、千葉港周辺でのデートにもおすすめの美術館です。

デジタルミュージアムでは、画家にスポットをあてた展示を行っており、千葉県ゆかりのアーティストの作品を閲覧できます。

千葉県立美術館の施設情報

住所:〒260-0024 千葉県千葉市中央区中央港1-10-1 (Googleマップで見る
電話:043-242-8311
営業時間:9:00~16:00(最終入館は16:00)
休館日:月曜日(祝日・振替休日に当たるときは開館し翌日休館)
料金:一般300円、高・大学生150円、中学生以下無料
アクセス:
【電車】JR京葉線・千葉都市モノレール 千葉みなと駅下車 徒歩約10分  
【車】東関東自動車道 湾岸習志野 ICから約20分/千葉東金道路 千葉東ICから約20分
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/ART/
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=2
備考:駐車場 有料(76台)

千葉県立中央博物館【自然史・生物・海洋】

▲引用元:千葉県立中央図書館

「千葉県立中央博物館」では、千葉県で出土した土器や生物の化石など、千葉の自然にスポットを当てた展示を行っています。

千葉県にどんな生物が住んでいるのか、千葉の海には何が生きているのかなど、生き物について詳しく学習できます。

デジタルミュージアムでは、世界のクジラ全種リスト・新種の地層「チバニアン」に関する動画などが閲覧可能です。

千葉県立中央博物館の施設情報

住所:〒260-0852 千葉県千葉市中央区青葉町955-2(Googleマップで見る
電話:043-265-3111
営業時間:9:00~16:00(最終入館は16:00)
休館日:毎週月曜日(祝日または振替休日の場合は開館し、翌日休館)
料金:一般300円、高・大学生150円(企画展開催時:一般500円、高・大学生250円)
アクセス:
【電車】JR千葉駅東口7番乗り場から京成バス「千葉大学病院」行き、または「南矢作」行きで「中央博物館」下車(約15分)、その後徒歩約7分/京成千葉寺駅より徒歩約20分
【車】京葉道路・館山自動車道 松ヶ丘ICから大網街道・千葉方面約10分/
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/NATURAL/
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=1
備考:専用駐車場無し(「青葉の森公園北口駐車場(有料)」が便利です)

千葉県立 房総のむら【民俗史・歴史】

「千葉県立 房総のむら」は、千葉県に住んでいた人々の暮らし・歴史を追体験できる施設です。

人々の伝統的な生活様式や、家屋・生活の技術などを直接体験可能で、圏内から出土した遺物なども展示しています。

特に家屋は江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気があり、観光客にも大人気のスポットです。

再現された町並みについては、デジタルミュージアムで学ぶこともできるので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

千葉県立 房総のむらの施設情報

住所:〒270-1506 千葉県印旛郡栄町龍角寺1028(Googleマップで見る
電話:047-695-3333
営業時間:9:00~16:00(最終入館は16:00)
休館日:毎週月曜日(祝日または振替休日の場合は開館し、翌日休館)
料金:一般300円、高・大学生150円
アクセス:
【電車】JR成田線 安食駅から千葉交通バス「竜角寺台車庫」行き約10分、 「房総のむら」下車 徒歩3分
【車】東関東自動車道 成田ICから成田市街へ直進約3km、土屋交差点を栄方面へ直進約7km
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/MURA/
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=5
備考:駐車場 無料

大利根分館【利根川の自然】

▲引用元:千葉県立中央博物館 大利根分館

「大利根分館」は先ほどご紹介した中央博物館が管理する博物館です。

利根川水系の生物をはじめ、千葉県の農業についても展示しており、千葉県北西部の自然・歴史についても学ぶことができます。

デジタルミュージアムで展示品について詳しく学べる以外にも、管理している収蔵資料のデジタルデータベースを公開しているので、現地を訪れなくても展示について学ぶことが可能です。

大利根分館の施設情報

住所:〒287-0816 千葉県香取市佐原4500(Googleマップで見る
電話:047-856-0101
営業時間:5月28日~6月19日 9:00~16:30(最終入館は16:00)
休館日:上記以外の期間
料金:一般200円、高・大学生100円(中学生以下は無料)
アクセス:
【電車】JR佐原駅から佐原循環バス「北佐原・新島ルート」で「水郷佐原あやめパーク」下車、徒歩約3分
【車】東関東自動車道 潮来ICから約5km/東関東自動車道 佐原香取ICから約10km
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/OTONE/
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=7
備考:駐車場 無料

大多喜城分館【房総の城と城下町】

▲引用元:千葉県立中央博物館 大多喜城分館

「大多喜城分館」は、大利根分館と同じく中央博物館が管理する展示施設です。

「房総の城と城下町」を常設展で展示しており、房総エリアの城・武器・防具や調度品について取り扱っています。

2023年現在は改修のため展示を縮小していますが、敷地内の研究館を利用した縮小展示を行っています。

デジタルミュージアムでは、大多喜城が収蔵する資料についてや、大多喜城の歴史について学ぶことが可能です。

大多喜城分館の施設情報

住所:〒298-0216 千葉県夷隅郡大多喜町大多喜481(Googleマップで見る
電話:047-082-3007
営業時間:9:00~16:30(最終入館は16:00)
料金:無料(2023年現在)
アクセス:
【電車】いすみ鉄道大多喜駅下車 徒歩約15分/JR外房線茂原駅から小湊バス「大多喜」行きで「久保」下車、徒歩約20分
【車】圏央道 市原鶴舞ICから国道297号で大多喜方面へ約20分/館山自動車道 市原ICから国道297号で大多喜方面へ約50分
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/SONAN/
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=8
備考:駐車場は町営城下駐車場の利用が必要

海の博物館【房総の海と自然】

▲引用元:千葉県立中央博物館分館 海の博物館

首都圏の中でも、豊かな自然がある千葉県には、さまざまな海の生き物が生息しています。そんな千葉県が誇る房総半島にある「海の博物館」は、海にスポットをあてた中央博物館の分館です。

海の博物館では、九十九里浜・勝浦のカジメ海中林・館山の海底など、房総の海に着目した展示を常設しています。

また、海の生態を学びながらお土産作りができたり、磯の観察会でウミウシを採取できたりするなど、体験型の学習展示も充実しています。

海の博物館の施設情報

住所:〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾123(Googleマップで見る
電話:047-076-1133
営業時間:9:00~16:30(最終入館は16:00)
休館日:毎週月曜日(祝日または振替休日の場合は開館し、翌日休館)
料金:一般200円、高・大学生100円(中学生以下は無料)
アクセス:
【電車】JR外房線鵜原駅から徒歩約15分/JR外房線 勝浦駅から小湊鉄道バス「勝浦市役所~勝浦駅~ミレーニア勝浦線」行き乗車、「海中公園・海の博物館」下車、徒歩約1分
【車】圏央道 市原鶴舞ICから約1時間
公式サイト:http://www2.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
デジタルミュージアム:http://www.chiba-muse.or.jp/DM/index.php?mid=6
備考:駐車場 有料(2時間まで200円、以後1時間毎に100円増加/8:30~23:20まで)

千葉県の県立博物館情報 まとめ

千葉県立博物館についての紹介はいかがでしたか?

周囲を山と海に囲まれた千葉県は、都心にいながら自然・歴史・文化を楽しめる、素晴らしい環境の地域です。

今回の記事で紹介した博物館に気になる施設があったら、ぜひご家族や友人と千葉県の県立博物館へ訪れてみてくださいね!