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知的な能力である認知機能の障害が見られてしまい、日常生活だけでなく社会活動等にも支障をきたしてしまうことを言います。
認知機能障害には以下の種類があります。
・選択的注意の低下…テレビや携帯、人との会話等、周囲から受ける多くの情報や刺激に対して、自分にとって必要となるもののみを選択し、今必要としないものや取るに足らないものを無視して集中することが困難になります。
話している内容に集中しなければならないのに、物音等に反応してしまい集中することが出来ず、落ち着きがなくなる等の行動が見られます。
・比較照合の低下…過去の情報や刺激に対して比較して判断や照合することが出来なくなります。
例えば、同じ物を持っている2人を同じ人と思いこむなど情報を照らし合わせることが困難になります。
他にも、細かい事に注意が向いてしまい全体を把握することが出来なかったり、言葉の比喩といった隠された意味を理解することも困難になる傾向があります。
・概念形成の低下…相違点や類似点を区別して、物事をグループ化する機能が低下してしまいます。
整理整頓や順序立てて料理を行う等が困難になります。

(引用:統合失調症ナビ『日常生活に困難をもたらすことがある認知機能障害』)

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